現在、多可町産材は地域内外で活用されていますが、市場に出された段階でトレーサビリティが追跡できなくなっているため、その木が多可町産材であることが消費者に伝わることはありません。ですが、多可町内には、森林組合や製材所などの担い手の存在、新築住宅や古民家改修のニーズなど、地域の木材を地域で活用する可能性を秘めています。
また、森林を持続的に維持していくためには、伐採した後に、植えて、育てることができる価格で地域材を循環させていく必要があります。そこで、多可町産材を多可町産材として地域内で活用していくための制度設計に向けて、実証プロジェクトを実施することとなりました。
このたび、既に立ち上がっている「ひょうご「多可の森」ブランド+」プラットフォームと連携し、多可町産材を活用いただけるモデルパートナーの方を募集します。
詳しくお知りになりたい方は、個別相談会(日程調整し、個別に相談対応いたします)にお申込みください。なお、個別相談会にご参加が難しい方でも、ご応募は可能です。ご不明点は、多可町産業振興課まで、お気軽にお問い合わせください。
◇募集要項・申込書
・募集要項(PDF)
・様式1-1_申込書(ワード)
・様式1-2_申込にあたっての誓約書(ワード)
―――
募集タイプ・件数
―――
各モデル実証タイプと採択件数は下記の通りです。なお、応募案件の状況を加味して、若干数増やすことがあります。
イ) 新築の住宅で多可町産材を活用 2件
ロ) 改築・改修において、多可町産材を活用 1件
※なお、使用する木材全てが多可町産材である必要はありません。
―――
選定されたパートナーへの支援
―――
モデルパートナーの方へは下記について、補助・支援を行います。なお、本プロジェクトは持続可能な多可町に向けて、森林への還元、地域経済の活性化を目的としていることから、多可町の原木価格、製材価格については、適正な価格での流通を目指して、設定させていただいています。補助額は、一般的な価格(材価および製材費)との差額を補助という考え方で設定しています。
①多可町産材・製材事業者とのマッチング、情報提供
(山の見学会、製材所への見学もしていただきます。)
②多可町産材の一部補助
原木あたり4万円/ m3 (イ:上限 80万円/軒、ロ:上限40万円/軒)
―――
対象
―――
下記条件を全て満たす設計者または工務店を対象とします。
<条件>
□多可町産材を活用いただける新築住宅またはリフォーム予定の建物であること。
□多可町内に令和6年度内に竣工すること。また、下記に示す想定するスケジュールにあった案件であること。
□新築は、原木10m3以上、リフォームは原木1 m3以上使用する案件であること。
□木材利用にあたっては、一部は、生活者から見える場所に使っていただくこと。
□多可町内の製材事業者の方と連携いただけること。
□各種過程における調整会議への参加、実施概要報告(各種様式あり)に関する情報提供(写真等含む)にご協力いただけること。
―――
スケジュール
―――
【R5】
9月下旬 情報公開
随時 個別相談会 ※希望者のみ・個別に日程調整
11月20日(月) 山の見学会
→12月28日(木)まで延長しました
12月中下旬 選定結果通知
【R6】
1月頃 プロジェクトスタート
3月頃 設計仕様決定
4月頃 工務店が製材へ発注(納品には3ヶ月くらいを想定)
:
【R7】 3月までに竣工
―――
個別相談会について
―――
個別相談会をご希望の方は、申込フォームhttps://forms.gle/JC7AxbDoNU2KKVsW6へ申し込みいただくか、多可町産業振興課(E-mail:sangyo@town.taka.lg.jp)まで、下記①~⑤の内容をご連絡ください。
申し込みいただい方へ、オンラインURLをお送りいたします。
① 名前
② 事業所名
③ 立場:施主/設計者/施工者/その他
④ 連絡先(E-mail)
⑤ 連絡先(TEL)
―――
応募方法
―――
様式1-1、様式1-2および参考資料(図面等)を締切り日までに、多可町産業振興課へ提出をお願いします。
―――
モデルパートナーへの決定方法の流れ
―――
町で設置した選考会で要件や実現性等を踏まえ、モデルパートナーを決定します。
→12月28日(木)まで延長しました
12月上中旬 選考委員会でモデルパートナーを決定
12月中下旬 選定結果通知
―――
申込先・問い合わせ
―――
多可町産業振興課
多可町中区中村町123 多可町役場本庁舎2階
電話:0795-32-2388 FAX:0795-32-4778
E-mail:sangyo@town.taka.lg.jp