2月9日、ベルディーホールで播州歌舞伎クラブ30周年記念公演が開催されました。オープニングを飾られたのは、南あわじ市立南淡中学校と三原中学校の郷土芸能部の皆さんの人形浄瑠璃「八百屋お七火の見やぐらの段」でした。口上から三味線浄瑠璃そして人形遣いなど中学生とは思えない素晴らしい演技に魅了されました。その後、多可町播州歌舞伎クラブの皆さんによる記念公演「一谷嫩軍記熊谷陣屋の段」が始まりました。兵庫ゆかりの外題で親子の情や戦の非情さを表す人気外題です。満員の聴衆の皆さんは播州歌舞伎のクラブ員の皆さんの熱演に酔いしれ、大向うからも盛んにかけ声がかかり盛大な拍手が沸き起こっていました。伝統文化を受け継ぐ若い世代の熱演も見事でした。
写真は入場者に配られた記念品と当日の入場券
