町長室

町長からこんにちは(広報たかより)


2026年04月号より
令和8年度スタート!

 いよいよ令和8年度が始まりました。
 昨年度は合併20周年事業や、多可中学校建設、西脇多可新ごみ処理施設建設などの大型事業が重なったこともあり、190億円超えの合併以来最高額の一般会計予算を編成し、事業を進めてきました。
 今年度は、大きな事業が一区切りし、多可中学校開校や、西脇市とともに運営している「みどり園」の運転開始、中央公園の再整備と、これまでの投資を住民サービスに展開する年となります。
 「実装から実感へ」を合い言葉に、充実した行政サービスに向けて、その効果を実感頂けるよう進めて参ります。
 3月初旬には、多可中学校の竣工式を行い、一般内覧会は、2千人近い方々にお越し頂き、開校前の真新しい教室や体育館などを見学頂きました。
 4月から、子どもたちの元気な声が溢れ、隣接する「あすみる」や「ココミル」、「アスパル」とともに、住民の方々との交流の場になることを期待いたします。
 そして新年度予算には、3月の補正予算に続き、「重点支援地方交付金の拡充」を受けて、物価高に対する緊急支援を組み込みました。
 まず、物価高や円安による事業経費の激変に対する支援として、中小企業を対象とした給付金を予算化し、多可町商工会の協力の下に実施します。
 また、令和8年度から、国の施策で小学校の給食費が無償化されることを受け、多可町独自の施策として、新しくスタートする多可中学校に通う生徒の家庭支援のため、交付金を活用した給食費の無償化も予算化しました。
 多可町としては、次年度以降も中学校給食の無償化に取り組むべく、さまざまな財源について検討していきます。
「住みたい町、住み続けたい町」
 このフレーズを掲げ、全職員が一丸となってより良い行政サービスを届けて参りますので、よろしくお願いいたします。


 

2026年03月号より
生活に寄り添う強い支援を

 今年の冬は、極端な気候となり、日本海側では記録的な大雪による被害も発生しています。
 多可町でも全町的に積雪や厳しい寒さとなりました。
 そのような中、1月29日に臨時議会が開会されました。
 主な内容は、国が定めた「重点支援地方交付金の拡充」をうけ、物価高に対する緊急支援施策の審議でした。
 この交付金とは、食料品の価格高騰に対する特別加算(いわゆる「お米券」)と、物価高対策の事業を支援するもので、自治体において速やかに実施するよう定められたものです。
 多可町では、「お米券」ではなく、食料品対策として、住民一人当たり8千円の地域振興商品券を配付することになりました。
 これまで、プレミアム率50%の商品券の販売を実施しましたが、議会からは、購入資金のない方々への配慮が不足している旨の指摘を受けました。その指摘を受け、今回は全住民へ配付する方法を採用しました。
 さらに、今年の4月から小学校の給食費が国から補助されることに先だち、町では次年度までの2・3月について、小中学校の給食費を徴収せず、交付金で負担します。
 物価高対策としては、子育て家庭の支援に重点を置き、国の子育て応援手当金2万円に、町独自で2万円を上乗せし、0歳から18歳までのお子さんがいる世帯に、子ども一人当たり4万円を支給します。
 さらに、エネルギー対策や熱中症対策として、省エネエアコン設置費用の助成を行うことで生活環境を保全し、特に高齢者の皆さんの健康維持に努めます。
 これに加えて、令和8年度予算にも、この交付金を活用した事業を計上し、議会の審査を仰ぎたいと考えています。
 8年度予算には、中小・小規模事業者の物価高騰対策や、多可中学校の給食費助成も検討していきます。
 「強い経済」を実現する総合経済対策として一刻も早く皆さんの手元に支援が届くよう、多可町議会とともに、全職員の勢力を上げて事務遂行に当たります。


 

2026年02月号より
変える勇気・変わる勇気

 今年の年明けは天候にも恵まれ、多可町でも素晴らしい初日の出を拝むことができました。
 1月5日の仕事始め式では、多可中学校の開校に向けて、子どもたちや保護者が安心して学校生活を移行できるよう、万全の準備を図るよう訓示しました。大きく変わるのは通学方法です。加美区・八千代区からの生徒の路線バスでの通学に合わせ、バス路線を大きく再編します。
 そして、多可中学校の南側にバス路線の拠点となるバスロータリーを整備し、中学生の安全な乗降や道路の横断に配慮します。
 これに伴い、4月から登下校時間に複数台の路線バスがこの周辺を走行しますので、近隣の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 また、1月11日に「多可町はたちのつどい」を開催しました。
 多可町と同じ年度に生まれた学年ということで、まさに20年間、まちと共に歩み、成長してきた皆さんが多かったのではないでしょうか。
 当日は、たくさんの来賓や当時の先生方、保護者の皆さんの臨席のもと、151人の若者が出席され、ベルディーホールがより一層華やかでした。
 式の中で、代表者から「誓いのことば」を受け取りました。その中には、これまで全力で駆け抜けてきたことや、お世話になった方々への感謝とともに、今後自分たちが立ち向かうべき「人口減少、医療、福祉」の諸問題への覚悟を示してくれました。
 そして最後に、大人気漫画「進撃の巨人」の台詞から
If there is someone who can change something.
It must be someone who can give up something important!
という言葉をいただきました。
 親世代である私としては、「変化には犠牲が伴うが変化を恐れない」という決意として受け止めました。
 彼らが、ふるさと多可町に帰り、新しい多可町を創ってくれること、そしてその熱意を感じた式典でした。


 

2026年01月号より
 新年あけましておめでとうございます。
 皆さまには、穏やかな新年をお迎えのことと心よりお祝い申し上げます。
 2026年「午年(うまどし)」の幕開けです。
 活力と情熱に満ちた午年は、これまでの取り組みを確かな実りへとつなぐ年とも言われます。本年も、未来への挑戦を恐れず、地域の力を結集し、持続可能な発展を進めていく一年にしたいと考えております。
 さて、昨年は多可町制20周年という大きな節目の年でした。
 年頭(1月4日)には本町出身翁田大勢投手をお招きした20周年記念トークイベントを皮切りに、4月には住民の皆さまの「やってみたい!」が詰まったあすみるが開館しました。あらゆる世代の方が集い、生涯を通じて自分らしく花開く拠点として大いに活用いただいているところです。そして、8月には20周年記念式典を執り行い、多くの皆さまとともにこれまでの歩みを振り返り、次代へ向けて決意を新たにする機会となりました。
 その一方で、物価高や米騒動、さらには猛暑や獣害など、住民の皆さまの生活を脅かす不安が続いております。
 改めて、「逆風を暮らしの力に変える 実装から実感へ」を胸に、日々の暮らしに寄り添い、まちの未来を形づくる取り組みを、誠実に、そして確かな実行力をもって前へ進めていく決意です。
 3期目の重要課題として、「公共交通の最適化」、「部活動の地域展開」、そして「RMPによる支え合いの輪づくり」を軸に、令和8年は、4月開校の「多可中学校」への通学支援や高齢者の移動手段の確保など、日々の生活に直結する取り組みを丁寧に積み重ねてまいります。
 また、スポーツ・文化の地域展開で、若い世代の挑戦を地域全体で支え、誰もが役割と居場所を持てる包摂性の高いまちを目指し、多可町に住んでいて良かったと実感いただけるよう取り組んでまいります。
 今後も、これまで以上に住民の皆さまの声に耳を傾けながら、国・県とも連携して進めてまいりますので、さらなるご理解とご協力をお願い申し上げますとともに、皆さまのますますのご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。


 

2025年12月号より
3期目への思い 就任のごあいさつ

【通学と暮らしを支える公共交通の最適化】
 令和8年4月開校の統合中学校の通学手段として、地域公共交通を積極的に活用します。路線バスの通学を進めることで、運行の安定性と利便性を地域全体で維持し、次代に公共交通を引き継いでいくことが求められます。 
 また、高齢化の加速に伴い、子どもたちだけでなく、高齢者の移動手段確保が喫緊の課題です。
 医療・買物への移動を維持することが、健康や生活の質を保つことに繋がります。
 誰もが安心して移動できる町を実現するために、通学・通院・買物・交流という生活動線を1つの設計図で考え、これに見合うサービスの確立と運行の最適化を着実に進めます。
  
【部活動の「地域展開」で世代をつなぐ学びと文化・スポーツの波及】
 多可町では、令和8年度の中学校部活動の完全廃止をふまえ、子どもたちのスポーツ・文化活動の地域展開を進めています。
 町・地域・学校が連携しながら、子どもたちの「やってみたい」という思いを「続けていける」環境整備を行うことが必要です。
 競技力や表現力の向上はもちろん、経験や体力、年齢に応じて日頃の練習や活躍の場を通して、子どもたちの挑戦が地域の誇りとなり、地域の知恵や技が子どもたちの学びを深める「双方向の循環」となることを目指します。
 この地域展開をきっかけに、子どもたちが地域に溶け込み、多彩な分野で力を発揮し、そしてあらゆる世代が交流することで、世代間の協働を促進していきます。
 「あすみる」などを核とした地域展開は、生徒の活動機会の均等化と、保護者や指導者の負担軽減を両立させながら、学び・文化・スポーツを世代でつなぐ多可町ならではの取り組みです。
 地域への完全展開までに、まだまだ越えなければならない課題はありますが、産みの苦しみを関係者と分かち合いながら、着実に広げ、まち全体を舞台にした生涯の学びと挑戦の輪を作っていきます。
 
【RMPで育む「支え合いの循環」と「集落の安心網」】
 今年の3月に、住民の皆さんで構成されたRMP準備委員会から「RMPまちづくり宣言」を受け取りました。宣言には、世代や背景、国籍や立場を越えて壹人一人がつながり、助け合い、楽しみながら活躍することで、多可町というプランターに色とりどりの花を咲かせ、希望の花が咲き誇る町を目指すという、温かく力強い思いが込められています。
 高齢化が進む中で、買物支援や通院の付き添い、見守りや声かけなど、日常生活を支える細やかなニーズが確実に増えています。
 各区の地域局が、このRMPの拠点となるように進め、地域ボランティアや事業者、社会福祉協議会、行政がひとつの線でつながる体制を整え、地域の困りごとに対して人や場所をつなぎ、寄り添う地域づくりを進めます。
 
【一人一人の力を集結させ、一歩一歩確実に前へ】
 若年層の規模縮小に伴う少子化、高齢化が進むことで、医療・福祉・地域交通など、あらゆる分野で住民の皆さまへの負担が大きくなります。
 この人口問題に正面から取り組み、若い世代が「多可町で挑戦したい」と思える舞台を整え、その挑戦を、技術と知恵を持つ高齢世代が支えるまちづくりを進めることが重要です。
 重要課題が山積する3期目ですが、私たち行政が、現場目線で課題を捉え、限られた財源の中で、事業の目的・成果・費用対効果などを今一度明確にします。そして、住民の皆さまの安心と将来の負担軽減の両立を図るとともに、民間の知恵と機動力、地域の多様な力を一つの力に束ねることで、誰もが、住みたい町、住み続けたい町と思える多可町へ、一歩一歩丁寧に確実に前進させていきます。


 

2025年11月号より
稲穂のようにしなやかで心(しん)のある町づくりを

 10月の3連休は、町内の各地で秋祭りが行われました。天気にも恵まれましたが、予想以上の暑さに、乾杯のお酒も進んだのではないでしょうか。
 そんな中、町内の圃場には、山田錦の稲穂が、黄金色に染まりながら撓わに頭を垂れ、収穫の時期を迎えました。農家の皆さんには、記録的な猛暑の中での農作業は、心身ともに過酷であったと存じます。
 多可町の山田錦は、その品質向上や収量の確保を目的に、確実な受入先となる蔵元との間で、「村米制度」の関係が長年築かれてきました。
 10月になると、蔵元から山田錦の出来映えを確認するために現地を訪れる「検見(けみ)」という交流事業があります。
 この「検見」には、酒蔵の社長や酒杜氏など、酒蔵の重鎮が多可町の圃場を訪れます。今年は猛暑の影響が心配ではあるものの、台風などの災害もなく収穫期を迎えており、「検見」においても十分満足いただける出来映えであったようで、生産農家にとっては一安心といったところだと思います。
 行政課題としては、次年度の予算編成に向けて、今年度の事務事業評価を行うシーズンとなってきます。
 各課の業務の達成状況や遅延状況、そして今後の課題を職員間で共有して、課題解決に向けて協議検討し、次年度の政策展開や予算の準備に当たって参ります。
 11月は4年に一度の選挙を迎えます。
 行政課題の評価とともに、町民の声をしっかりお聞きし、持続可能な自治体運営に邁進して参ります。


 

2025年10月号より
災害に強い町、敬老文化のまち

 暦のうえでは秋ですが、大変暑い気候が続いており、秋を感じられないのではと心配になるほどです。
 しかし、田んぼには収穫を待って、十分に頭を垂れた黄金色の稲穂が風に波打っています。この季節は稲穂の大敵である台風による災害も心配な時期で、無事に収穫できることを祈るばかりです。 
 日本各地でも災害が発生しており、町では災害に備えるため、9月7日に「多可町防災訓練」を実施しました。
 今回の訓練は、未明からの豪雨により、各地で浸水・土砂災害が発生した、との想定で、各集落の自主防災組織や消防団の協力を得ながら避難訓練を中心に計画しました。
 早朝より、住民自らの避難訓練や、消防団による消火訓練の指導など、皆さん真剣に取り組んでいただきました。
 役場職員も、災害対策本部の設置訓練や、情報伝達、要支援者の安否確認など、災害対策の基本を確認するとともに、実際に避難所を開設し、その運営訓練も行いました。
 あすみるでは、避難所設備として、仮設トイレやテントの設営、女性防災チームによるアルファ化米とカレーの炊き出しを行い、参加いただいた皆さんにも本番さながらの訓練を実感していただきました。
 そして、9月15日には日本で一番歴史の長い、敬老の日の式典「喜寿敬老会」を、ベルディーホールで行い、今年喜寿を迎えられる350人のうち、79人に参加いただき、食事や余興などをお楽しみいただきました。
 まだまだ皆さんお若く、「元気な高齢者は多可町の財産です」この言葉を実感しています。
 皆さんのご健勝を祈るとともに、多可町が長年培ってきた敬老の精神を守り、これからも「敬老文化のまち」を受け継いでいきます。


 

2025年09月号より
式典・イベント盛況御礼

 7月は、隣の丹波市が一時、全国最高気温41.2度を記録するなど、連日40度を超える猛暑日が続き、8月のお盆を過ぎてもなお、厳しい暑さが続いています。
 多可町でも、少雨による干ばつで、翠明湖も取水制限されるなど、農作物への影響も心配され、災害級の真夏日となっています。
 そんな中、暑気払いとして50%のプレミアム付き「多可町プレミアム商品券」の販売を8月から開始しています。町制20周年を記念し、過去最高のプレミアム率となっていますので、この機会ににぜひご利用ください。
 さて、8月3日に、多可町制20周年記念式典をベルディーホールで開催しました。式典には、国会議員の皆様をはじめ、内藤兵衛県会議員や、7月の参議院議員選挙で初当選された多可町出身の見坂茂範参議院議員といった皆様にご臨席いただき、厳かに挙行することができました。
 式辞において「多可町は住民の皆様の情熱と活力に支えられている」と挨拶し、20年間各方面でお世話になった皆さんに、功労・栄誉表彰ならびに感謝状を贈呈いたしました。
 また、式典のオープニングとフィナーレには、多可町播州歌舞伎クラブと多可町合同コーラスグループの皆さんによる素晴らしい舞台があり、多可町らしさ溢れる文化の香り高い演出に大きな拍手が贈られました。本番に向け、連日練習していただきましたことに心から感謝申しあげます。
 さらに、あすみるでは、記念イベント「あすみるEXPO2025」を同日開催しました。住民の皆さんの自主的な企画があすみる館内、そして周辺で行われ、終日、来場者のにぎやかな声で溢れました。
 式典およびイベントにご協力いただいた皆さんには心から感謝いたします。これからも、町制20周年を足がかりに、「住みたい町、住み続けたい町、多可町」を住民の皆さんとともに、さらに目指していきます。


 

2025年08月号より
酒米「山田錦」を守り継ぐ

 梅雨が明け、非常に暑い日が続いており、毎日熱中症警戒アラートが発令されている状況です。皆さん、休憩や水分を十分とり、熱中症対策をお願いします。
8月3日には多可町20周年記念式典を計画しており、あすみるでも「あすみるEXPO2025」と称したイベントを開催します。
 暑い中のイベントになると思いますが、熱中症対策に十分配慮して開催いたしますので、ぜひご参加ください。
 さて、この猛暑の中ですが、多可町の農家の皆さんは、山田錦の生産に精力的に取り組んでおられます。この気候では、これまで通りの肥培管理で品質を確保するのが困難で、作付けの時期や肥料そして灌水方法に新たな検討が求められている状況です。
 これに加えて、今年は「令和の米騒動」と言われる、米の高騰傾向が見られ、今後収穫される新米の価格にも影響が出ることが懸念されます。
 一方、酒米の山田錦は、主に酒蔵が購入するため、需要と供給のバランスの崩れによる価格の急変はありません。そのため、食用米が高騰し、酒米を超える価格となることが予想されます。
 また、多可町の酒米農家は、「村米制度」で酒蔵との契約に基づいて生産していることから、その傾向は強くなります。したがって、山田錦を生産するより、食用米を生産するほうが短期的に有利だという状況になることも考えられます。
 山田錦は高温に弱く、生産が難しい性質であること、さらに食用米と価格が逆転する状況になった場合、作付けの減少が心配され、確保が重要となります。
 今年、日本農業遺産として認定された「兵庫の酒米「山田錦」生産システム」の本質は、酒蔵と生産農家の相互の信頼関係に基づいた有機的な関係です。このシステムを継承し、多可町の基幹産業である農業を守る施策が必要と感じています。


 

2025年07月号より
万博で多可町PR!

梅雨の季節となりました。
 圃場は田植えの最盛期で、田起こし状態の灰色から、水田の銀色に、そして田植え後の緑色にと、圃場の色が北部から順に、まだら模様が南下する最高の季節だと私は思っています。
 さて、現在大阪で開催されている大阪・関西万博で、5月26日から30日にかけて「ひょうごフィールドパビリオンフェスティバル2025」が開催され、私も初日に西脇市長・加東市長とステージに登壇し、多可町をPRしました。
 この日は、多可町っ子も多数在籍する、西脇高校生活情報科の生徒による播州織ファッションショーも行われ、たくさんの観客を集めました。
 ショーで着用した衣装は、播州織を素材に生徒がデザイン・製作したもので、そのファッションセンスや社会や時代を反映した表現に魅了されました。生徒たちの立ち振る舞いや熱気から、「本気度」が伝わるすばらしいショーでした。
 その他、2市1町の特産品展示販売も行われ、多可町は山田錦発祥のまちとして、3つの酒蔵の日本酒を試飲提供し、大いににぎわいました。
 さてここで、多可町制20周年記念イベントに関するビッグニュースです。8月3日の記念式典の前夜祭として、2日に「松平健マツケンサンバコンサート2025」をベルディホールで開催することが決まりました。コンサートの実現に尽力していただいた文化会館評議委員の方々や、関係者のご努力に深く感謝します。
 ぜひチケットを購入し、賑やかにサンバを楽しんでください。
 5月から開始した20周年カウントダウンフォト企画も好評をいただいています。
 記念式典まで残り1カ月。住民の皆さんと一緒に多可町をどんどん盛り上げて参ります。


 

2025年06月号より
住民パワーがまちの宝!

今年の大型連休はいかがお過ごしでしたか。5月は、多可町で住民主体のイベントが数多く開催されました。
 4月27日には、子育て世代のお母さんたちが企画した「夢見る校長先生」上映会と子どもマルシェが、ベルディーホールで行われました。
 映画上映の前後には、子どもたちの自主性を大切にしたマルシェが開かれ、交流の輪が広がっていました。
 同じ日、八千代プラザで「第6回YACHIYOつながるFESTIVAL」が開催されました。これも住民主体の企画で、八千代から、人や地域や未来に繋がりをと企画されたイベントで、1,000人以上が来場されました。
 また、5月6日には、高校生主体の「TAKA Fes YOUNG ROCK2025」がベルディーホールで開催されました。
 今年は、北播磨の高校生バンド6組が参加し、若者世代や音楽フェスに行く機会がない世代にも、身近なホールで、たくさんの人に体感いただきました。
 さらに、5月11日には多可町女性活躍推進グループ「たからもん」主催で、あすを夢見る多可町の「すごいすと」と称して、多可町を愛し、活躍される方々を一堂に集め、今後の多可町のまちづくりを考える、女性中心のイベントが開催されました。
 どの事業も、住民自らの企画発案、そして計画・実施と、町民のパワーが発揮された事業ばかりです。皆さんの今後の更なる活躍を期待してやみません。
 これに加えて、多可町では8月3日の20周年記念式典に向けて、「20周年カウントダウンフォト企画」をスタートさせています。80組の応募をいただき、5月15日からSNSなどで発信しています。ぜひ皆さんもご覧いただき、20周年記念事業に向けて気持ちを盛り上げていただきたいと思います。


 

2025年05月号より
「あすみる」待望のオープン

新年度を迎え、桜が咲き始めた4月3日。多可町生涯学習まちづくりプラザ「あすみる」の開館式を開催しました。
 当日は天候にも恵まれ、穏やかな晴天のもと、たくさんの皆さんの見守る中、式典を行うことができました。
 この「あすみる」は、住民の皆さんの想い、そして町の夢と希望をめいっぱい詰め込み、細部まで工夫を凝らした施設です。式典中に上映された工事の記録動画(制作・神崎・和以貴特定建設工事共同企業体)には、基礎工事から完成までの様子が記録されており、作業工程ごとに徐々に仕上がっていく様子に、感極まるものがありました。
 また、最後に多可町播州歌舞伎クラブによる「寿式三番叟」の披露があり、「あすみる」のスタートにふさわしい素晴らしい式典になりました。
 さて、「あすみる」内にリニューアルオープンした多可町図書館に入ると、最初に目に入るのが天井の造りです。これは、木造小屋組構造と言って、自然の木とその幹が屋根を支えているような造りとなっており、まるで森の中で本を読んでいるような感覚になります。
 この構造は大変難しい木造の軸組手法で、高度な施工管理技術が必要です。施工者および監理者の方々の高い技術力に心から感謝申し上げます。
 この他にも、防音完備の音楽スタジオ、和室、会議室、ホビールーム、自由に使えるフリールーム、そしてチャレンジキッチン「レシェンテ」など、あらゆる活動が実現できる設備が充実しています。
 隣接する子育てふれあいセンター「ココミル」もリニューアルオープンし、「あすみる」に合わせて、土日も開館することとなりました。
 子どもからシニア世代まで、あらゆる世代が、学び、交流し、そこから出会いや賑わいが生まれる、まさに町の明日が生まれる施設です。
 皆さんに利用していただくことで、施設は育ちます。 
 ぜひたくさんのご利用、ご来館をお待ちしています。


 

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