12月8日(月)の3・4校時に、3年1組で思春期講座を実施しました。講師は昨年に引き続いてNPO法人HIKIDASHI代表の大石真那さんです。性のお話は人権の問題、生きていく上でとても大切なこととの確認があり前半スタートです。包み隠さずストレートに性のお話が始まり、最初は照れくさいような表情も見られましたが、生徒の様子もどんどん真剣になっていきます。精子と卵子の話から、かなり踏み込んだ内容まで教えていただきました。中学生の身体でも次の世代をつくる準備が進んでいるというお話によって、性のことが自分事として捉えられた様子でした。性についての話題は家庭でもあまり出ないと思います。しかし、これから先には素敵な人と出会って、恋愛や結婚、家庭を持つこともあるかもしれません。性について正しく知ることは、自分も相手も大切にすること。生きていく上でなくてはならない知識だと改めて感じました。後半は、避妊や性感染症の予防について、コップの水を使った性感染症の広がりの実験があり、10人の生徒と大石さん、校長の12人で違った相手と計3回コップの水を混ぜ合いました。大石さんのコップにアルカリ性の液体が入っており、フェノールフタレイン溶液を垂らすと、最終的に8人のコップが赤紫色に染まりました。3分の2の人に感染したことになります。講座の最後に、代表生徒から「これまで関係ないと思っていたけど、お話を聞いてとても大切なことを知ることができた。これからのに活かしたい」とのお礼の挨拶がありました。生徒にとって、お話を聞く前と聞いた後のビフォーアフターで意識が大きく変わったことと思います。講師の大石さん、貴重なお話をありがとうございました。
多可町立八千代中学校

















