マイコプラズマという細菌による感染症で、発熱、倦怠感、頭痛、咽頭痛などの症状がではじめて、
数日後に咳が出てきます。咳は、痰を伴うことが少ない乾いた咳が特徴で、
解熱した後も長く持続することがあり、「長引く頑固な咳」,と表現されます。
ほとんどが軽傷で、自然に治ることもありますが、ごく稀に重症化することがあります。
新型コロナウイルス感染症もインフルエンザもマイコプラズマ感染症も
発熱、倦怠感、頭痛、咽頭痛、咳などとよく似た症状が特徴です。
熱が高い場合や咳が2週間以上続いている場合など、感染症の流行を予防するためにも、
受診するときは予め症状などを医療機関に連絡をして受診することをお勧めします。
★感染症予防のポイント
①手洗い:帰宅後やトイレ後、食事前に手を洗う
②マスクの着用:他の人に感染を広げない配慮も大切
③健康管理:十分な睡眠とバランスの良い食事で感染症への抵抗力をつける
④予防接種:新型コロナウイルス感染症もインフルエンザも
予防接種を受けることで重症化予防が期待できます
⑤水分補給:のどや鼻の粘膜の乾燥を防いで、菌やウイルスの侵入を予防できる
⑥換気:空気を入れ替えることで感染症予防が期待できる
「手洗いとマスクの着用」は<こちら>
感染症予防
冬にはやりやすい感染症に注意しましょう
これからの時期、寒さや乾燥が厳しくなると、ウイルスが活発になり、感染症が流行し始めます。
冬は新型コロナウイルス感染症に加えて、インフルエンザも流行します。また、今年はマイコプラズマ感染症も流行しています。
正しい知識を持って予防し、冬を元気に乗り切りましょう。