多可町立松井小学校
TEL:0795-35-0001 FAX:0795-35-0112

学校紹介
学校の位置
北緯:35度05分
東経:134度53分
海抜:137m
スクールソング
研究冊子「本校のあゆみ」の中に、昭和二十一年五月十六日の第三校舎竣工に際し、「高らかに彼らの唱った『新校舎竣工頌歌』・・・・・・、さながらに、児童は双頬を紅潮させて心機一転蹶然立ち上がるのが感じられた。」とあるが、なお戦後の混迷は続き校内には沈滞した空気が漂っていた。その中にあって、藤田弥吉校長は学校のなかに何とか明るさを取り戻そうと考え、具体化の一つとして、校庭の一角にスピーカーを設置し音楽塔と名づけ、童謡等を流された。当時の記録に「登校する児童を吸い付けるように、朝のさわやかな空気をふるはせて聞こえてくるいい音楽-児童の一日の学校生活を純雅ならしめ豊富ならしめるべく、夏期課外日中文字通り汗みどろの職員の作業によって成った音楽塔、ラジオ塔よりの放送である」とある。
しかし、それでは十分ではなかった。さらに、新風を吹き込もうと、全校生徒が歌える歌つまり校歌をつくろうということになった。新教育にあう歌、子供たちが喜んで愛唱する歌を、職員の手でつくろうと。子供たちが明るい気分で勉強できることを願って!
ときの主席訓導藤田貞雄先生は高等科2年の女子生徒の担任をされていた。なんとか明るい学校を、生徒たちに希望を、そして、校歌作詞のことを考えておられた先生は、ある朝、教室に入って子供たちに向かって「皆さん、おはよう」と挨拶をかわされたとき、「これだ。一日が始まる朝の挨拶こそが、先生と子供、また子供同志の心を結び付け、そこに願っている本当の明るさが生まれてくる」と思われたそうである。
こうして作詞され、採用された。そして、藤田弥吉校長先生が視学官井沢文太郎先生に作曲を依頼され、曲ができあがった。こうして昭和二十一年十一月八日スクールソング誕生となる。(創立百周年記念誌より)
概要
多可町は、兵庫県の東播磨地域の内陸部に位置し、中区・加美区及び八千代区の3つの区から成り立っていて、北は丹波市・朝来郡生野町、東は丹波市、南は西脇市・加西市、西は神崎郡神河町・市川町にそれぞれ接しています。東西13 ㎞、南北30 ㎞で総面積185.19k㎡を有し、直線距離で神戸まで約45 ㎞、大阪まで70 ㎞の距離にあります。
地勢的には、周囲を中国山脈(三国岳、千ヶ峰、笠形山、竜ヶ岳、篠ヶ峰など)の山々に囲まれ、三国岳を源とする杉原川が加美区、中区の中央部を貫流し、笠形山を源とする野間川が八千代区の中央部を南流して西脇市において県下最長の加古川と合流して瀬戸内海に流れています。
気候は、瀬戸内気候の影響を受けて穏やかですが、中国地方の背陵地帯として内陸性気候の影響も受け、寒暖の差が比較的大きくなっています。
町の人口は、21,979人(平成28年3月1日現在)総面積は185.15k㎡で、山林面積が約148 k㎡で79.8%を占めています。
中山間地域であるため、平地を十分確保することができず、宅地が2.8%、田畑が8.1%となっています。
松井小学校は多可町加美区の南部を校区とし、児童の家庭は三世代同居型が多い傾向にあります。この環境からか、児童には素直で温かみを持った子が多いように思われます。3年~6年の児童は、毎年、特産物の手漉き和紙「杉原紙」を生かして版画カレンダーを作り、公共機関やお世話になった皆様へ配布し、好評を得ています。また、6年児童は卒業証書を自分の手で漉く等、地域に密着した特色ある学校づくりをすすめています。
児童・職員数
児童数 | 120 |
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職員数 | 25 |
学年 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 合計 |
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学級数 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 6 |
男 | 8 | 11 | 8 | 7 | 9 | 19 | 67 |
女 | 7 | 7 | 10 | 10 | 12 | 12 | 64 |
合計 | 15 | 18 | 18 | 17 | 21 | 31 | 120 |