講師に作家玉岡かおるさんをお迎えし、「いつまでも心のベクトルは頂点へ~『帆神』に学ぶ播磨人のチャレンジ精神」と題し、ご講演をいただきました。
『帆神(ほしん)』は、玉岡さんの著書『帆神 北前船を馳せた男』(新潮社)の主人公で、我が国の近代的帆布の産みの親として知られる高砂市出身の工楽松右衛門のこと。江戸時代の終わり頃、北前船の帆の改良に成功し、「松右衛門帆」として長い間、日本の水運を支えたり、兵庫津で廻船問屋を営みながら幕府に命ぜられて築港の仕事に取り組むなど、多くの業績を残して社会に貢献された人だと知りました。
玉岡さんのお話はうんちくがあり、皆さんどんどん引き込まれておられるようでした。終了後のアンケートでも「玉岡先生の熱弁に圧倒されました」「スケールの大きな話、感動しました」「播磨人の知識・行動力のある話をたくさんもらい勇気づけられました」「歴史をしのぶ船の変遷と播磨の偉人の力強い精神を学ぶ良い機会でした」という感想が寄せられました。玉岡先生、本当にありがとうございました!!


