12月12日(木)、中ライオンズクラブ主催により、本校の初代ALT(平成3年頃に中町中学校で勤務しておられ当時はAETと呼んでいた)のR先生に来ていただいて、生き方講演会を開催しました。
R先生はまず「皆さんような若い世代に期待している」と話を切り出されました。
「第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)で演説したスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんは16才、ノーベル平和賞を受賞したパキスタンのマララ・ユスフザイさんは17才であるが、その発言が世界を動かしている」ことも例に出して、若い人の活躍が世界を変えるというお話をされました。
また、「日本はすばらしい、多可町は素晴らしいということを感じるためにも一度は日本を離れて外国に行ってみるとそれがよくわかる」
「自分のやりたいものが目の前になければ、自分が起業したり自分でそれを作ったりしてほしい」
「①好きなこと、②得意なこと、③社会に必要とされること、④生活できることの4つがとても大切なこと」
「どこでするより”何をする”、”なぜそれをする”が大切であること」
について熱弁されました。
次に21世紀に求められる資質として、「同情できること」「倫理観を持つこと」「国際感覚があること」「柔軟性があること」「コミュニケーション能力があること」「他人と仕事ができること」「共生社会に生きること」「信頼されていること」「早く正確に対応できること」など大切であることも教えていただきました。
最後に、中町中学校に勤務していた頃に学んだこととして「一番は大切なことは中町には”絆”があること」「地域への愛着が強いこと」「勤勉であること」「貢献しようとする意識が高いこと」などをあげていただきました。
そして「夢を持ち続けてください」という言葉で講演を締めくくられました。
生徒たちは本当に真剣にR先生のお話を聞いていました。
少し難しい内容でもあったので、すべての内容が理解できていなかったかもしれませんが、生徒たちには「R先生自身が日本とアメリカの架け橋になりたいという強い思いを持っていること」はしっかりと伝わったように感じました。
R先生、生徒たちのために夢のあるお話をしていただいてありがとうございました。

講師の先生、奥様、中ライオンズクラブ

講演いただいたR先生!

パワーポイントで説明いただきました!

生徒代表お礼の言葉!