阪神・淡路大震災からはや30年。今日は、3・4校時に「1.17を忘れない追悼集会」を開催しました。生徒たちは、シェイクアウト訓練を行った後、体育館に移動。30秒間の黙祷を捧げた後、この震災を伝える活動をされている「語り部神戸1995」の岸本くるみさんからお話しをいただきました。①1995年1月17日の地震にあったときの体験、②私が防災を学んで気づいたこと、③「あなたの大切なもの」を一緒に考えよう、の3部構成でした。①では、震災当時の様子を、写真や岸本さんが描かれたイラストを交えてお話しをいただきました。心の優しさが伝わってくる温かい絵と文字、そして穏やかな語り口で、あっという間に話に引き込まれていきました。また、②では「いのちとはその人に与えられている時間であること」、「人は一人では生きられないということ」、「“防災”とは、自分の大切なものを守るために行動すること、など舞子高校環境防災科での学びや岸本さんが震災体験を通じて感じたこと、考えたこと等、素直な想いを語られました。③では「今、自分の大切なものとは何か」について考え、書き出しました。「いつもあってほしいと思うもの、いつまでもあってほしいと思うもの。その大切なもののために“今”できることを考えてみよう」とのメッセージが届けられました。生徒会長Mさんのお礼の挨拶もとても素敵でした。岸本さん、素敵な学びの時間をありがとうございました。