多可町では、いのちと人権を大切にし、心ふれあう町をめざしています。
平成28年12月に国により施行された「部落差別の解消の推進に関する法律」では、部落問題(同和問題)は過去の話ではなく、また限られた地域や一部の人たちの問題でもなく、私たち国民一人ひとりの課題だということが示されています。この法律の理念にのっとり多可町においても『部落差別の解消の推進に関する条例』を制定しました。
条例のポイント
① 目的は、部落差別のない多可町を実現することです。
② 町は、部落差別の解消のための施策を推進します。
③ 町民はお互いに人権を尊重し、部落差別の解消に努めます。
部落問題(同和問題)を解消するためには、私たち一人ひとりが正しく理解することから始まります。そして、誰もが幸せに暮らすことができる社会の実現に向けて、自分自身の問題として考えることが大切です。学校、地域、家庭、職場など、さまざまな場で学び、正しい知識を次世代に伝えていくことが、未来への一歩になるのではないでしょうか。
多可町では、お互いの人権を尊重し、差別のないみんなが住みやすい社会をつくるために、人権教育・啓発に努めていきます。住民学習会や人権講演会などに参加していきましょう。
(リンク)
法務省ホームページ「同和問題に関する正しい理解を」
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken04_00127.html
【問合先】生涯学習課人権啓発推進室(多可町隣保館)
電話0795-32-1389
