子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされる疾病です。
HPVは、ヒトにとって特殊なウイルスではなく、多くのヒトが感染する可能性のあるものですが、その一部が子宮頸がん等を発症します。
100種類以上の遺伝子型があるHPVの中で、子宮頸がんの50~70%は、HPV16型又は18型が原因とされています。
現在、子宮頸がんは国内で年間約10,000人が発症し、年間約2,700人が死亡すると推定されています。
ワクチンを接種することで、HPV感染を防ぐとともに、子宮頸がん検診によって前がん病変を早期発見し早期治療することで、子宮頸がんの発症や死亡の減少が期待できます。
ただし一方で、子宮頸がん予防ワクチンは、接種後に持続的な痛みを訴える重篤な副反応が報告されており、その因果関係、発生頻度について調査中です。
ワクチンの接種を希望する場合は、下記の資料を熟読し、その有効性と接種による副作用(副反応)が起こるリスクを十分に理解したうえで受けるようにしてください。
■子宮頸がん予防ワクチンの接種を検討しているお子様と保護者の方へ(概要版)<PDF>
■子宮頸がん予防ワクチンの接種を検討しているお子様と保護者の方へ(詳細版)<PDF>
■子宮頸がん予防ワクチンを受けたお子様と保護者の方へ<PDF>
■子宮頸がん予防ワクチンの接種にあたって医療従事者の方へ〈PDF〉
予防接種
子宮頸がん予防接種に関する大切なお知らせ
子宮頸がん予防ワクチンについて
定期予防接種について
現在、定期予防接種として公費(無料)で接種ができるのは次の人たちです。
【対象】
小学校6年生から高校1年生までの女子
【接種可能なワクチン】
■サーバリックス(2価ワクチン)
1か月の間隔をおいて2回接種を行ったあと、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回行う。
■ガーダシル(4価ワクチン)
2か月の間隔をおいて2回接種を行ったあと、1回目の接種から6か月以上の間隔をおいて1回行う。
【対象】
小学校6年生から高校1年生までの女子
【接種可能なワクチン】
■サーバリックス(2価ワクチン)
1か月の間隔をおいて2回接種を行ったあと、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回行う。
■ガーダシル(4価ワクチン)
2か月の間隔をおいて2回接種を行ったあと、1回目の接種から6か月以上の間隔をおいて1回行う。
接種可能医療機関(多可町・西脇市内)
子宮頸がん予防ワクチン接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について
各都道府県でヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関が選定されています。
子宮頸がん予防ワクチンを接種した後に、気になる症状が出たときには、まずは接種医療機関など地域の医療機関を受診してください。当該医療機関の医師から協力医療機関を紹介していただく流れになります。
■ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について(外部サイト)
<問合せ先>
健康課 0795-32-5121
子宮頸がん予防ワクチンを接種した後に、気になる症状が出たときには、まずは接種医療機関など地域の医療機関を受診してください。当該医療機関の医師から協力医療機関を紹介していただく流れになります。
■ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について(外部サイト)
<問合せ先>
健康課 0795-32-5121