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杉原紙の卒業証書づくりに向けて②

2018年12月05日

11月29日から始まった6年生の杉原紙の卒業証書づくりですが、12月4日・5日と第2弾の作業を行いました。4日は、『楮蒸し』作業です。収穫した紙の原材料の楮を釜で蒸して、表皮をはぐ作業です。子どもたちは、煙にいぶされながら約1時間火の守をして、その後表皮をはぎました。水蒸気で柔らかくなった表皮は、面白いほどきれに幹からはがれていきます。すべてはがし終えた後は、水に浸けた皮を足で踏み、干すところまで行いました。そして、5日は『黒皮とり・川さらし』作業を行いました。黒皮とりは4年生と一緒に作業しました。なかなか根気のいる作業で、少しでも黒皮が残ると紙になった時にゴミとして残ってしまいます。辛い作業ですが、昔の人々の気持ちも考えながら根気よく取り組めました。また、午後は川さらしに出かけました。1年生も同行し、その様子を見学しました。いつもなら寒さ厳しく、凍り付くような水に入って、楮に付いた汚れを取るために、楮の皮を水面にたたきつけるのですが、今年は、若干暖かな日となりました。それでも、午後から北風が吹き出し、時雨模様となった時には、紙漉き作業の開始は冬の到来を告げる行事だなと改めて実感した次第です。

  • 楮を蒸しています

  • 表皮をはいでいます

  • 黒皮をとります

  • やはり水は冷たいです

校内マラソン大会

2018年11月30日

晩秋の柔らかな日差しが差し込む穏やかな天気のもと、平成30年度校内マラソン大会が実施されました。走る距離は、1・2年生は1000m、3・4年生は1500m、5・6年生は2000mです。この日に向けて、始業前の時間を利用して全校生でかけ足運動に取り組んだり体育科の時間にマラソンコースの試走を重ねてきたりしました。本日は、その集大成として、個々が目標を設定し、達成するために自分との戦いに臨みました。結果、『あきらめない』の合い言葉を胸に刻み、苦しくてもみんな最後までやりきることができました。この大会が無事終えることができた陰には、PTA役員の皆様の大きなお力添えがあったことを心より感謝申し上げます。また、地域の方々の温かな声援が、子どもたちにとって何よりも励みになったことと思います。あわせて、御礼申し上げます。

  • スタート風景「さあ、いくぞ!」

  • 折り返し風景「いよいよ後半戦の勝負だ!」

  • ゴール風景「精一杯走りきったよ」

  • 完走証の授与風景「素晴らしい走りでした」

楮刈り-5・6年生-

2018年11月29日

本校の冬の風物詩である『杉原紙の卒業証書作り』が、本日29日にスタートしました。この活動は6年生がメインで行いますが、工程の一部を他の学年も体験していきます。今回は、5年生と6年生の共同活動で、楮を株の根元で切り、一定の長さに切りそろえていきました。楮を切るときには、切り口が南を向くような形で斜めに切ります。大事な楮です。子どもたちは一本一本気を使いながら作業を進めました。作業後は、5・6年生が小クループに分かれ、感想や疑問を出し合い、楮への知識を深めたり、原料となる楮の大切さを感じ取ったりしました。

4年生福祉学習-サウンドテーブルテニス体験-

2018年11月27日

27日(火)の5・6校時にAさんを講師に迎え、サウンドテーブルテニス体験を行いました。サウンドテーブルテニスは、視覚障がい者が参加できるようにルールを変更した卓球です。ラケットにはラバーがなく、ボールの中には音が出るように小さな金属が入っています。Aさんからサウンドテーブルテニスの活動状況の説明を受けた後、子どもたちは早速アイマスクをつけ挑戦しました。ルールはシンプルです。最初は思うようにボールを打ち返すことができない子どもたちでしたが、次第に耳を研ぎ澄ましボールの行方を追うことで、ラリーが続き出しました。最後は、Aさんとも対戦できるほど、みんな上手になりました。
障がい者のスポーツにふれることで、障がい者のことをより詳しく知る機会となりました。

さやからダイズが顔を出したよ

2018年11月27日

3年生は、社会科の学習で「昔の道具とくらし」を学びます。また、国語科では説明文「すがたをかえる大豆」にて、いろんな食品に変わっていく大豆の素晴らしさ・おもしろさに気づかされます。さて、27日(火)の総合的な学習の時間に、社会科や国語科に、また食育や環境学習にもつながる学習の一つとして、自分たちで収穫した大豆のさやからダイズを取り出す作業を行いました。昔の道具『からさお』を使うとさやが割れ、中からダイズが顔を出します。夏から初秋にかけては、枝豆として食卓を賑わした大豆が、晩秋を迎えダイズに変身した姿を見て、子どもたちの中から「黒いなあ」とか「料理をすると何になるの」言う声が聞こえてきました。また「ダイズを取り出すのは大変やなあ」という声も・・・。手作業はいかに根気がいるかを短時間でしたが、肌で感じる作業となりました。

ブックブックさん

2018年11月21日

読書週間のイベント、図書ボランティア、ブックブックさんによる読み聞かせをしていただきました。今回は、高学年対象。学年相応に興味深い本を紹介くださいました。日頃は、図書観の読書環境づくりに尽力いただき、時にはこうして、子どもたちの読書意欲向上を目指した読み聞かせもお世話になっています。

朝のかけ足運動が始まる

2018年11月20日

11月20日(火)より、始業前の全校かけ足運動が始まりました。秋が深まり朝の寒さも徐々に厳しさを増していますが、かけ足をするにはベストの状況です。ただ、昼夜の寒暖の差が大きいために体調不良の児童も出てきております。ご家庭におかれましては、お子様の体調管理をお願いすると共に、「かけ足カード」にての体調チェックもあわせてご協力ください。11月30日(金)のマラソン大会に向け、体育の時間の試走を含め、体力と精神力を鍛えて参ります。なお、お子様の体調面で不安があるときは、担任へご相談ください。

3年生 社会見学旅行

2018年11月20日

11月20日(火)、3年生の児童は、キッコーマン高砂工場と魚の棚商店街への校外学習に出かけました。キッコーマン高砂工場では、高砂に工場が生まれた理由や製品ができるまでの工程等の説明を受けた後、実際に「醤油づくり」を体験しました。また、当工場で製造された醤油をぬった焼きたての醤油せんべいも頂き、日本独自の調味料「醤油」の素晴らしさにふれました。また、製造ラインの一部も見学し、その規模の大きさに驚かされました。
午後は、魚の棚商店街にてのお店の秘密を探る学習です。お店で働く人々の様子や、売るための工夫などを見学すると共に、実際に買い物をしました。お家の人へのおみやげを買ったり、地元で水揚げされた魚を買ったりと、楽しい体験もできました。

  • キッコーマン醤油にて説明を受けました

  • 醤油づくり体験をおこないました

  • できたての醤油せんべいもいただき満足です

  • 店の方と話しながらの見学や買い物です

朝会をしました。

2018年11月19日

月曜日の朝、今日は朝会を行いました。はじめに校長先生からのお話。2学期も残すところひと月となったところで、2学期のめあてのふりかえりを。「目をしっかりとつないであいさつ」「話をしっかりと聞く」「自分の、友だちの命を守る」。それぞれにひとりひとりが振り返り、校長先生からの「合格点がつけられる人…」の問いかけにたくさんの子が手を挙げることができました。そして、「言霊(ことだま)」についてのお話。同じように水や肥料を与えた植物。併せて、一方には、優しい言葉をかけ続け、他方には誹謗をし続けると、ひと月経った後の育ちに大きな違いが出たという企業調査の結果を基に「他への言葉がけの大切さ、そして、それはかける側にとってもよい影響があること」をお話になりました。その後、北播陸上大会、播磨東図工展の伝達表彰がありました。

  • 3つのめあての自己評価を

  • 言霊(ことだま)のお話

  • 100m走優勝(12秒72)と最優秀選手賞を

  • 播磨東図工展入賞者6名を代表して

伝統文化わくわく体験教室[1]

2018年11月16日

 5・6年生が「伝統文化わくわく体験教室」にのぞみました。日本の様々な分野の伝統文化に触れること、体験することで見識を広げ豊かなこころを育む。兵庫県が推進する学びの事業です。本年度も本取組への参加を希望しておりましたところ、幸い派遣いただけることとなりご指導いただきました。全3回実施の予定で、第1回目の今日は、お習字の基本と言える「楷書」についてのお話を聞き、つづいて残り半年ほどとなった元号「平成」を書きました。第2回、3回は、5年生・6年生それぞれに「新年に向けた誓い・願いを込めた一文字」を書く予定です。

  • 楷書とは… その起こりは…

  • 「平成」…文字の中心をそろえて書く

  • 先生のお手本をしっかりと見て

  • よい線がかけています

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