今日は、午後から多可町教職員研修会(学力向上)に、本校の教員も参加し、授業づくりについて学びを深めました。研修は、第3期多可町学力向上3か年計画の説明を受けた後、「多可町授業スタンダードに基づく授業づくり」と題して、松井小学校のS教頭の模範授業に参加しました。6年生の算数「データの整理と活用」の授業で、ヒストグラムといった散らばりの様子を表す表や、平均値、中央値、最頻値等のデータをもとに、「大縄跳びの代表チームを決める」というものでした。これだけ聞くととても難しい内容に思いますが、めあてを「推しをクラス代表にしよう」に設定し、何をしたら良いかゴールのイメージを参加者でしっかりと共有してから学習を進める等、授業の組み立てがしっかりとなされていました。また、ユーモアたっぷりに生徒役の教員の声を拾って的確に評価していく等、参観者も思わず引き込まれる授業展開でした。授業後は、多可町の学力向上アドバイザーである森之宮医療大学の阿部秀高先生の授業解説を受け、授業づくりのポイントについて具体的にふり返り、確認をしました。子どもたちの学力向上は、教師の授業力向上なくしてありません。今後もさらに研鑽を積みたいと思います。