地域包括支援センターからのお知らせ
地域包括支援センターとは
高齢者の皆さんが住みなれた地域で、いつまでも健康で安心して暮らすことが出来るよう、介護・福祉・健康・医療など必要な相談や支援を行う総合的なサービス拠点です。
ここでは、保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員等の専門資格を持った職員が、それぞれの専門知識を生かした専門チームをつくり総合的に皆さんを支えます。
<どこにありますか?>
住所 〒679-1192 多可町中区中村町123番地
地域包括支援センター
開館時間 8:30~17:15
休館日 土曜・日曜・祝日・12月28日から翌年1月3日
電話 0795-30-2525
FAX 0795-30-2526
メール kaigo-c@town.taka.lg.jp
どんなことをしていますか
地域包括支援センターの主な仕事は下記のとおりです。
総合相談・支援 |
高齢者や家族の相談を受け、適正なサービスにつなげます。
相談の内容によってサービス・制度に関する情報提供や、関係機関への紹介をします。 |
介護予防プランの作成
(介護予防ケアマネージメント業務) |
介護保険の申請を行い、認定の結果が要支援1・要支援2の方を対象に介護予防サービスのプラン作成、マネジメントを行います。
現在介護が必要ではないが、将来的に介護サービスが必要となる可能性が高いと認められる方(介護保険で「非該当」の結果であった人を含む)を対象に、通所型介護予防事業(運動機能の機能向上、栄養改善、口腔機能の向上)などのプラン作成、マネジメントを行います。 |
虐待の相談や権利擁護
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高齢者の虐待や認知症の方の権利擁護等に関する相談業務を行います。
成年後見制度や利用できる福祉サービスについての情報提供を行います。 |
地域のケアマネジャー支援
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高齢者の方の心身の状況やその変化に合わせて、とぎれることなく必要なサービスが提供されるように、ケアマネジャーさんへの助言や関係機関との調整を行います。 |
どんな相談がうけられるのですか
高齢者の暮らしや介護に関する相談が受けられます。
現在介護が必要な方も、今は必要でないが今後のために相談したい方は相談ください。
ほんの一例ですが相談例をあげていますので参考にしてください
《相談例》
・一人暮らしだけど、このごろ家事をするのがしんどい。
・介護のことで悩みがある。誰に相談していいのかわからない。
・要支援1・要支援2という認定結果だった。どんなサービスが使えるの?
・病院から退院といわれたが介護保険ってどんな制度?
・おじいちゃん近頃、物忘れが多いみたい。どこに相談すればいい?
・一人暮らしで、金銭の管理に不安がある。誰かにお願いできないの?
<相談は誰でもできるのですか?>
高齢者の暮らしや介護について相談のある方であれば、どなたからでもお受けいたします。
高齢者の方・家族の方・親族の方以外にもたとえば友人の方や近所の方からもお受けいたします。
関係機関(相談するところ等)はどこですか?
名称・所在 |
電話 |
中区在宅介護支援センター
中区岸上280(多可赤十字病院内) |
32-4407 |
中区在宅介護支援センター・しあわせ荘
中区鍛冶屋763-3 |
32-3330 |
八千代区在宅介護支援センター
八千代区俵田111-27(きじの荘内) |
37-1126 |
高齢者の虐待を防ぎましょう
高齢者虐待防止には、虐待に気付いた人は、町に通報義務があることが定められています。
また、高齢者虐待の早期発見・対応と養護する家族への支援、地域ぐるみの見守りの大切さを呼びかけています。
◇こんなことが虐待になります◇
区分 |
内容 |
身体的虐待 |
・たたく・つねる・殴る などの暴力をふるったり、ベットに縛りつけること |
介護・世話の放棄放任 |
・食事を与えない、入浴させない、オムツを替えないなど介護をせず放ったら
かしにすること |
心理的虐待 |
・怒鳴る・ののしる・悪口を言う・無視する など |
性的虐待 |
・合意がないのに性的接触や性的嫌がらせをする など |
経済的虐待 |
・必要なお金を渡さない、本人の不動産や年金、預金を取り上げて勝手に使う など |
◇高齢者の虐待に気づいたら◇
虐待に気付いた人には通報義務があります。早期に発見し、第3者が介入することで虐待の深刻化を防ぐことができます。また、虐待を止めることは、虐待をしている養護者のためにも必要なことです。虐待に気付いたときには、1人で抱え込んで悩んだりせず地域包括支援センターに相談してください。相談の秘密は守られます。
◇介護は1人で抱え込まないで◇
高齢者の虐待が起こる原因のひとつに「養護者の心身の疲労」があります。介護は長期にわたるため、家族だけでがんばっても限界があります。高齢者虐待は身近に起こりうる問題で虐待をする人もある意味で被害者といえる場合も少なくありません。心身とも余裕を持って介護を継続していくためには、介護・福祉サービスを上手に利用することが大切です。1人で抱え込まず地域包括支援センターに相談してください。
◇虐待が起きない地域づくりのために◇
誰もがいずれは高齢者になります。虐待は決して他人事ではありません。決して無関心にならず、高齢者や高齢者を介護する家庭を孤立させないことが大切です。
見守り、気づき、助け合いで誰もが暮らしよい地域づくりを目指しましょう |
まずはあいさつ! |
おはようございます。こんにちは。良いお天気ですね。調子はいかがですか。日常生活での声掛けが地域からの孤立を防ぎます。 |
「どうしましたか」の声掛け! |
高齢者や介護している人が、いつもより元気がない、うつむき加減で歩いていると思ったら「どうしましたか」と一言。 |
虐待かな?を見逃さない! |
新聞が何日もたまっている、夜になっても部屋の明かりがついていない、雨戸やカーテンが閉まったまま・・・このような虐待につながる小さなサインに気がついたら連絡をお願いします。 |
問合せ先
地域包括支援センター ☎:0795(30)2525