今日は、養護教諭のK先生の企画で、全学年が2~4校時にわたり、学年ごとに救命講習を受講しました。講師は、西脇多可消防署の消防士の皆さんで、内容は、胸骨圧迫とAEDの使用についてです。心肺が停止し、何も処置しない場合は、わずか3分間で生存率は50%になってしまうと言われています。救急車が到着するまでは平均10分。その間、心肺蘇生を行えるようになってほしい。そして、目の前で人が倒れた時に、助けられる人になってほしい。そんな願いを込めて実施された今回の研修。胸骨圧迫は、30回でも初めての人はなかなか大変です。3分間するのは、かなりの労力を要します。命を守る最前線で活躍されている消防士さんの言葉は、一つ一つ重みが違います。今回は、人工呼吸はせず、胸骨圧迫とAED操作のみではありましたが、救急車が到着するまでの時間、なんとか命を繋ぐことができるようになるため、真剣に取り組みました。最後に3年生代表Mさんからのお礼の言葉どおり、「これから先、何があるかわからない。いざという時に、今回の学習を活かせるようしたい」との思いを強くもった研修でした。次回は、ぜひ、人工呼吸についても学びたいと思います。