12月4日(金)に2工程を実施しました。1つ目は、『きず取り』です。白皮にある擦れたり虫食い等により出来た「きず」をはさみで除去していく作業です。これを丁寧に行わないと、紙を漉いたときに黒や緑のゴミが付いたようになります。子どもたちは声も出さずに黙々と作業をしました。2つ目は、『楮炊き(釜焚き)』です。きずを取った楮の白皮をソーダ灰をいれた釜で炊きます。ソーダ灰をいれて炊くことで、白皮の繊維を柔らかくすると共に白さを引き立てる役割があります。
12月7日は『楮たたき(紙たたき)』の工程となります。