4年生が福祉学習の一環として、高齢者疑似体験の学習をしました。学習は、2つのグループに分けて行いました。一方のグループでは、「高齢者は何歳からでしょう?」「多可町には何人の高齢者がいるでしょう?」などクイズ形式で話を聞いたり、高齢者になるとどんな変化があるのかを考えたりしました。そして、リーフレットを活用しながら、認知症についても学習しました。
 また、もう一つのグループでは、高齢者役になる児童は、足や腕におもりを着けて動いたり、視野が狭くなるめがねをかけたりして高齢者になると体が動きにくくなることを実感しました。体験している子どもたちからは、「足が重い」「見えにくい」など自分の体とは違う動きになることに違和感を感じていました。サポート役の児童も、歩いている途中「ここから階段があるよ。」など、支援の声かけをしていました。しばらく見ていると、子どもたちが疑似高齢者に優しい言葉がけをたくさんしていました。
 参考までに、高齢者は65歳以上であり、多可町には7,471人の高齢者がいます。つまり、10人に3.5人が高齢者になります。
中町南小学校
        





























