12月5日(木)、午後より3年生が思春期講座の授業を受けました。
講師は、西脇市で助産師をしておられるFさんです。
まずは、男性と女性の生殖器の話を聴きました。
男性は1回の射精で2~3億の精子が含まれていること、女性は毎月1回成熟した卵子を送り出すこと、その奇跡の出会いから命が誕生していることを教えていただきました。
また赤ちゃんはどういう行為で産まれてくるのか、そして命が誕生するまでどんなにたくさんの奇跡が積み重なっているのか、また産まれてくるまでどのように赤ちゃんが成長するのか等、詳しくお話いただきました。
また、望まない妊娠を絶対にしないことが大切であること、特に性行為を行えば必ず妊娠するんだという認識をもっておくことを真剣にお話しいただきました。
特に中学校や高校生の時期に自分で子どもが育てられないとわかっているのに妊娠に至るような行為はしてはいけない。
もしそういった行為が避けられない状況になったときに、男性は必ずコンドームの着用をすることが大切であることも教えていただきました。
そして、性行為は性感染症にかかるリスクもあることを忘れてはいけないこと、もし、性感染症になったときにはすぐに産婦人科を受診し、治療すること、
女性が性感染症になっていればパートナーもその可能性が高いので同時に治療すること等も教えていただきました。
最後に男性も女性もお互いに相手のことを考えて「責任のとれる年齢になって、本当に愛し合って赤ちゃんをつくり、幸せな家庭を築いていってほしい」とお話いただきました。
いろいろな出産を目の当たりにされ、何人もの赤ちゃんをとりあげられておられる助産師さんだからこそ言える真剣で説得力のあるお話でした。
3年生の生徒たちは1時間以上にも及ぶ長いお話でしたが、本当に真剣に聞いており、命の大切さをしっかり学べたように感じました。
講師の助産師さんからお話を聞いています!
赤ちゃんがお母さんから産まれる様子!
赤ちゃんがお母さんから産まれる様子!
生徒代表、お礼の言葉!