今日は、U養護教諭の指導の下、1・2年生がこころの健康教育の授業に臨みました。1年生のテーマは「ネガティブ感情と付き合うコツ」。人が一つの出来事に出会ったとき、それをプラスに捉えるかマイナスに捉えるかは人によって様々です。同じ出来事でも、自分の考え方のクセによりその捉え方に偏りが生じることが多く、その結果が行動にも繋がります。考え方のクセには「先読み」「べき思考」「思い込み」「深読み」「自己批判」「白黒思考」などがあります。自分自身の考え方のクセを知ることで、自分自身がマイナスの考え方に陥ることを防ぐことができます。2年生は「コーピングの宝物」。世の中には色んなストレスの原因となるストレッサーがたくさん存在します。そして、それらに対して私たちが、イライラしたり、元気がなくなったり、涙が出たり、不眠になったりといったストレス反応を示すことも、ごく当たり前の反応です。これらに対しての正しい対処法(ストレスコーピング)を身につけることが何より大切です。授業では良いコーピングのポイントとして、「自分を傷つけない」「他人を傷つけない」「物を壊さない」「どこでも簡単にできる」を学び、実際にどんなコーピングができるかを考えました。その後、「10秒呼吸法」というリラクゼーションを実際にやってみました。避けて通れないストレスに対してしっかりと気づき、上手に対処していきたいものですね。

1年生①

1年生②

2年生①

2年生②