5校時に3年生のクラスで道徳の授業研究会を開催しました。
主題は2-(2)人への思いやりです。
敬老の日を提唱した門脇政夫さんの偉業の根底にある思いやりの心を知り、友だちや家族、地域の方など、身近な人々に親切にしようとする道徳的心情を育てることをねらいとした授業でした。
まず、担任の先生から「道徳の授業って何の勉強?」といった問いかけに、子どもたちは「心の勉強です」「楽しくなる勉強です」「元気になる勉強です」「明るくなる勉強です」など、とても明るい和やかな雰囲気で授業がスタートしました。
この教材は、八千代町におじいちゃん住んでいて、神戸の小学校に通う女の子が主人公です。
はじめは敬老の日の重みを知らなかった主人公がお母さんから門脇政夫さんの話を聞く中で敬老の日の意味を理解していく内容でした。
子どもたちは、門脇政夫さんが昭和22年に35歳で村長になったときに人に優しいお年寄りを大切にする町づくりをめざし9月15日に敬老会を始められたこと、敬老の日を誕生させるために何度も何度も国へ働きかけてやっと昭和41年に敬老の日が誕生したことなどを知り、もっと門脇政夫さんのことが知りたいという意見がいっぱい出ました。
後日、門脇政夫さんの実家を訪問することになっています。
授業後の研究会では、講師の先生から授業を細かく分析していただき、新しい視点での授業づくりのヒントもいっぱいいただき、とても良い授業研究会になりました。
元気いっぱいで優しさあふれる授業研究会でした。
道徳の時間って何を勉強する時間?
人を大切にする町をめざしたのは?
主人公の気持ちを考えて発表!
子どもたちが一生懸命考えています!