今日は午後から、多可町内の全教職員が「心の健康教育」の研修を受講しました。多可町ではこの「心の健康教育」に、6年前から取り組んでおり、年々授業のブラッシュアップを重ねています。今回の研修では、多可町の取組と現状の報告を学校教育課のI指導主事から受けた後、兵庫教育大学名誉教授の冨永良基先生のもとで、実際に心のサポート授業を受けました。めあては「自分のストレスを知り、対処法を学ぼう」です。まず、生徒の立場で、ストレスチェックを受け、その場でそれぞれのアドバイスシートの配布を受け、各自の対処方法について助言を受けました。その後、眠れない時、試合・発表・テストのストレスを感じる時どう対処するかをテーマに、グループワークを行いました。また、対処法の一つとして、「落ち着くためのリラックス」や「アクティベーション」といった身体的なリラクゼーション方法についても実際に体験し、その方法について学びました。学びの成果を、ぜひ指導に取り入れていきたいと思います。