本日5校時、講師のFさんをお招きして、「トライやる・ウィーク」に向けたマナーアップ講習会を行いました。体育館には少し緊張した表情の生徒たちが静かに座り、Fさんの一言一句に耳を傾けていました。冒頭で話されたのは、「人と接するときに大切なのは、相手立場に立って思いやりをもって行動すること」 その姿勢は自然と周囲の信頼を集め、自分自身もまた丁寧に扱われる存在になっていきます。講座ではまず、「第一印象の大切さ」が取り上げられました。生徒たちは鏡に映る自分の表情を見つめながら、口角の上げ方や目線の配り方に意識を向けます。挨拶や身だしなみ、姿勢やお辞儀、イスの座り方に至るまで、実際に動きを真似しながら学ぶうちに、体育館には次第に明るい雰囲気が広がっていきました。「物の渡し方」「指し示し方」では、ペアになって練習する場面もあり、少し照れながらも真剣に取り組む姿が印象的でした。最後には、「敬語の使い方」や「電話のかけ方」も確認し、社会での振る舞いの基本をじっくり学びました。すぐに完璧にできるわけではありませんが、今日の学びを心に留め、これからの毎日の中で少しずつ実践していってほしいと思います。そして、トライやる・ウィーク本番では、自信を持ってその力を発揮してくれることを期待しています。
多可町立中町中学校



































