今日は2年生が「心の健康教育」でアンガーマネジメントの学習を行いました。指導者は養護担当のK先生です。怒りの感情は、自分を守るためにある感情でごく当たり前の感情です。しかし、最もパワフルな感情であるがゆえに、怒りにまかせてのキツイ言い方や暴力はトラブルの元。時には人間関係を壊してしまったり、人生を狂わせることにも繋がりかねません。そこで、自分の感情に上手に付き合い、怒りを感じたときの対処方法を学ぶことが大切です。怒りは後から湧き上がる感情(二次感情)で、怒りの前には必ず怒りの原因となった本当の気持ち(一次感情)が隠れています。難しいのはこの一次感情が一瞬で二次感情に結びついてしまうことです。そのため授業では、この本当の気持ちを言葉にすること(言語化)で、怒りに結びつけないこと、そして、二次感情である怒りを爆発させないための方法を「怒り爆発STOP大作戦」として学びました。Sは深呼吸(10秒呼吸)、Tは立ち去る(その場から離れる)、Oは落ち着きグッズ(心を落ち着かせるグッズ)、Pはプルプル(腕や肩に力を入れて5秒我慢)です。大切なことは、今日の学びを日常生活に中で活かしていくこと。アサーティブな言い方(Iメッセージ)で、相手のことも考えつつ自分の意見を伝える練習を心がけてみましょう!