本日6校時に、西脇警察署交通課、西脇多可交通安全協会、多可町生活安全課の皆さまのご協力をいただき、交通安全教室を実施しました。近年では、自転車利用者が加害者となる事故が増加しています。また、来年4月からは道路交通法が改正され、違反に対して罰金が科される場合もあります。今回の講義では、まずドライブレコーダーに記録された実際の事故映像をDVDで視聴し、事故の恐ろしさを実感しました。続いて、自転車による事故を防ぐために注意すべき点について学びました。自転車と自動車の事故は、たいていの場合、双方の交通ルール違反が原因となっています。特に事故が多発するのが交差点です。事故の当事者とならないために大切なポイントとして、「二列で並んで走行しない」「交差点に入る前に減速する」「一時停止では、必ず止まる」「進路変更時には必ず右後方を確認する」「左折車の巻き込みに気をつける」「スマホ等のながら運転禁止」といったことが挙げられました。また、自転車の整備方法や正しい乗り方、ヘルメットのかぶり方などについても、実演を交えてわかりやすく教えていただきました。特に、ヘルメットのあごひもは指一本が入る程度にしっかり締めることが大切で、それができていなければ意味がないとのことでした。小さい頃から自転車に乗っていることもあり、ついその危険性を軽視してしまいがちですが、自転車も「車両」のひとつであり、運転免許がなくても乗れるからこそ、交通ルールを守り、安全に乗る責任があります。 今日学んだことをしっかりと心に留め、交通事故の「被害者」にも「加害者」にもならないよう、安全運転を心がけましょう。