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1年生、心の健康教育

2024年11月22日

 今日は、1年生が心の健康教育の授業に取り組みました。めあては「状況を見て、ベストな言い方を考えよう!」です。これは、アサーション(非攻撃的自己主張)という手法で、相手との関係を上手に築きながら、自分の想いを相手に伝えます。授業では、まず、「あなたアンケート」を実施して、自分の普段の言い方についてその傾向を確認しました。その後、「明日、遊びに行かない?」というお誘いを、上手に断る場面について、ロールプレイで交えながらみんなで考えました。言葉は、自分の想いを伝える最大のコミュニケーション方法です。しかし、言葉は、一つ使い方を間違えると、自分の意図とは違うふうに相手に伝わってしまったり、相手が感情的に受け入れることが難しかったりします。今日、学んだアサーションを実際の生活の場で、どんどん意識して使っていきましょう。

3年生、心の健康教育

2024年11月21日

 今日は3年生が、養護担当のK先生の指導のもと、こころの健康教育の授業で「自分のコーピングタイプを知ろう」の学習に取り組みました。まず、これまでのストレスコーピングの学びを復習し、同じ出来事でも認知の仕方により、ストレスが変わってくることを確認しました。その後、TACアンケートにより、自分自身のストレス対処法の傾向をチェックしました。対処傾向はレーダーチャートで示されます。例えば、自分の傾向が、ストレッサーに対して直接働きかける「問題焦点型」なのか、ストレッサーに対する感じ方、捉え方を変えて気持ちを安定させる「情動焦点型」なのか等、自分のストレスコーピングのタイプが一目瞭然です。自分の認知のクセを知り、認知(つぶやき)を少し変えるだけで、感情(反応)を変えることができます。今の自分のストレス対処法だけでなく、他のストレス対処法を試してみて、少しずつコーピングの種類を増やしていくと良いかもしれませんね。学びを活かして、心も体もしなやかに、受験も乗り越えていってほしいと思います。

多可町教職員研修会(心の健康教育)

2024年11月20日

 今日は午後から、多可町内の全教職員が「心の健康教育」の研修を受講しました。多可町ではこの「心の健康教育」に、6年前から取り組んでおり、年々授業のブラッシュアップを重ねています。今回の研修では、多可町の取組と現状の報告を学校教育課のI指導主事から受けた後、兵庫教育大学名誉教授の冨永良基先生のもとで、実際に心のサポート授業を受けました。めあては「自分のストレスを知り、対処法を学ぼう」です。まず、生徒の立場で、ストレスチェックを受け、その場でそれぞれのアドバイスシートの配布を受け、各自の対処方法について助言を受けました。その後、眠れない時、試合・発表・テストのストレスを感じる時どう対処するかをテーマに、グループワークを行いました。また、対処法の一つとして、「落ち着くためのリラックス」や「アクティベーション」といった身体的なリラクゼーション方法についても実際に体験し、その方法について学びました。学びの成果を、ぜひ指導に取り入れていきたいと思います。

1年生、保健の授業(性教育)

2024年11月19日

 今日は1年生女子が保健体育の授業で、性について学習しました。からだの性は、思春期に入る頃、男女とも新しい生命をつくる機能が成熟してきます。また、この時期は、脳が性ホルモンの影響を受けることで、性的なことへの関心が高まる時期でもあります。異性への関心や性衝動が起こりますが、性衝動に任せて行動すると、相手を傷つけたり望まない妊娠を招くことがあります。一時的な感情に流されないように自分をコントロールすること、責任ある態度や行動を選択する等、これまで以上に自分や相手を大切にすることが求められます。また、性については「男性」「女性」と2分して考えがちでしたが、「性のグラディエーション」とよく言われるように、「こころの性」「からだの性」「好きになる性」「表現する性」と、心と体は人それぞれ違っていて多様であることを理解し、お互いを尊重しあう人間関係をつくることが求められる等、社会が成熟してきています。我々大人も常に学びをアップデートして、人権感覚を磨かなくてはなりませんね。

生徒朝会・ストレスチェック

2024年11月18日

 今日は1時間目に、全校朝会がありました。校長からは「命(いのち)・生きる」をテーマにお話がありました。聖路加病院の医師であった日野原重明先生の言葉を使って、「命(いのち)とは、あなたが持っている時間」、「時間を使うということは、命(いのち)を使うということ」「自分以外の人のためにその時間を使うことによって、心が育ちます。命が輝きます」と話されました。また、生徒指導のH先生からは、SNSの使用について、特に写真等のアップについての注意がありました。各種表彰の後、各教室に帰って、「ストレスチェック」を行いました。自分でも気づかぬうちに、心が疲れていることもあります。少し時間をとって自分の心と向き合ってみましょう。

  • 生徒朝会

  • ストレスチェック

3年生、進路説明会

2024年11月15日

 本日午後、3年生の生徒と保護者対象で進路説明会を開催しました。いよいよ3年生は具体的に進路先を決めなくてはならない時期に入ってきました。これは、義務教育を修了し、自分自身で進路選択ができる年齢になったということでもあります。これからはいよいよ進路に向けて意思決定と総仕上げの時期です。説明会では、進路決定までの流れや現在の入試制度について、学年主任より説明させていただきました。入試制度については、公立高校だけでも、特色選抜や推薦入試、複数志願選抜など複雑な仕組みとなっており、生徒たちも入試制度について真剣な表情で一つ一つ確認していました。私立高校や公立推薦・特色選抜の受験先決定まで約1か月、今日の説明会の内容をご家庭でも確認いただきながら、進路決定に向けて準備をいただきたいと思います。質問等がございましたら、各担当に遠慮なくお尋ねください。

2年生、心の健康教育

2024年11月14日

 今日は2年生が「心の健康教育」でアンガーマネジメントの学習を行いました。指導者は養護担当のK先生です。怒りの感情は、自分を守るためにある感情でごく当たり前の感情です。しかし、最もパワフルな感情であるがゆえに、怒りにまかせてのキツイ言い方や暴力はトラブルの元。時には人間関係を壊してしまったり、人生を狂わせることにも繋がりかねません。そこで、自分の感情に上手に付き合い、怒りを感じたときの対処方法を学ぶことが大切です。怒りは後から湧き上がる感情(二次感情)で、怒りの前には必ず怒りの原因となった本当の気持ち(一次感情)が隠れています。難しいのはこの一次感情が一瞬で二次感情に結びついてしまうことです。そのため授業では、この本当の気持ちを言葉にすること(言語化)で、怒りに結びつけないこと、そして、二次感情である怒りを爆発させないための方法を「怒り爆発STOP大作戦」として学びました。Sは深呼吸(10秒呼吸)、Tは立ち去る(その場から離れる)、Oは落ち着きグッズ(心を落ち着かせるグッズ)、Pはプルプル(腕や肩に力を入れて5秒我慢)です。大切なことは、今日の学びを日常生活に中で活かしていくこと。アサーティブな言い方(Iメッセージ)で、相手のことも考えつつ自分の意見を伝える練習を心がけてみましょう!

多可町教育委員会、学校訪問

2024年11月13日

今日は、午前中に多可町教育委員会の学校訪問があり、2、3校時に全クラスの授業の様子をみていただきました。まず、落ち着いて前向きに授業に臨んでいることや、あいさつをしっかりとする生徒が多いことも褒めていただきました。また、図書室等、教育環境の整備が進んでいることも褒めていただきました。さらに「多可町授業づくりスタンダード10ポイント」に基づき、授業づくりについて助言をいただきました。外からの視点で学校を見てもらうことは、中からは見えにくい課題を教えていただく良き機会です。いただいたアドバイスを活かして改善に繋げていきたいと思います。本日は、ありがとうございました。

薬物乱用防止教室

2024年11月12日

 今日は、2年生を対象に、講師に学校薬剤師であるF先生をお招きし、薬物乱用防止教室を実施しました。体調を崩したとき等、よくお世話になっているけれど、意外とよく知らない薬の世界。前半は、最初に薬の種類や正しい服用方法のポイントについて教えてもらいました。時間・量・回数は、その薬が最も効果があるように設定されており、そのとおりにきちんと服用することで主作用が最大限に発揮されます。例えば、錠剤などは、コーティングによって溶けるスピードが違い、どこの臓器で吸収されるかを考えて作られています。また、薬を服用する際、何で飲むかによっても効果が違います。水と緑茶を使った実験でも大きな差が出て、みんな驚きました。後半は、オーバードーズ(薬の過剰接種)や薬物の恐ろしさについて学びました。脳の萎縮など、これらの身体に与える悪影響や依存性はとても深刻です。また、未成年者が、ゲートウェイドラッグ(入門薬物)といわれる飲酒、喫煙、違法ドラッグに手を出すことは、薬物に安易に手を出す第一歩となることが多いようです。安易に手を出すことがないよう、ゲートウェイドラッグに誘われた際の断り方についても教えてもらいました。自分の健康と体を、自分で守る。そのための有意義な学びの機会となりました。

3年生、実力テスト

2024年11月11日

 今日は、3年生が実力テストに臨みました。これまでの学習の成果を把握し、今後の進路選択に活かすことになるこのテスト。学校行事で忙しい中、このテストに向けてコツコツと学習に取り組んできました。緊張感のある中、一問でも正解しようと時間ギリギリまで必死に鉛筆を走らせていました。3年生は、先週はオープンハイスクール、今週末は進路学習会と、一気に受験モードに突入です。自分の進路を切り拓くため、逃げることなく突き進んでほしいと思います。

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