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校内人権弁論大会

2025年09月26日

 人権弁論大会は、普段は知ることのできない友だちの一面に触れられる、貴重な機会です。
「この子がそんなことを考えていたんだ」「あの子はそんなふうに思っていたんだ」と、新たな発見がいくつもあります。何より、人権について「はっ」と気づかされたり、あらためて深く考えさせられることが多く、大きな学びにつながります。
本日のテーマも、「ユダヤ人の迫害」「戦争と平和(ウクライナ問題)」「環境問題」「きょうだい児」「いじめ」など、多岐にわたっていました。どの弁士も主張が明確で、自らの体験や日頃考えていることをもとに、深く掘り下げた内容となっていました。
 弁士たちは、自分の想いを熱く語っており、どの弁論も非常に聴きごたえがありました。
全校生徒の前で自分の考えを語ることには、大きな勇気が必要です。それができるのは、会場に温かく見守ってくれる空気や、信頼感があるからこそです。今回の弁論大会は、あらためて「人権」について考え、人権感覚を磨く良い機会となりました。

体育祭練習2日目

2025年09月24日

 体育祭に向けた練習も、いよいよ2日目に入りました。グラウンドには朝から生徒たちの元気なかけ声が響いています。そんな中、全校生徒の前に立つ生徒会のリーダーたちの姿にも変化が見られるようになってきました。最初は緊張した面持ちだった彼らも、少しずつ自信をつけてきたようで、今では大きな声で指示を出し、背筋を伸ばして堂々と立つ姿がとても印象的です。回を重ねるごとに頼もしさが増してきており、学校の“顔”としての存在感が感じられます。
 また、全校ダンスの練習も本格的に始まり、それと同時に補習もスタートしました。放課後、屋外やランチルームでは、自主的に補習に参加する生徒たちの姿が見られます。「今日の振り付け、もう一度確認したい」「もっと上手に踊れるようになりたい」——そんな思いを胸に、先輩のリードのもと、友だちと振りを教え合ったりと、意欲的に取り組んでいます。初めは恥ずかしそうにしていた生徒も、音楽が流れると自然に体が動き始め、次第に笑顔に。グループで励まし合いながら踊る姿からは、体育祭に向けた団結力や一人ひとりの前向きな気持ちが伝わってきます。体育祭本番に向けて、これからどんな成長を見せてくれるのか、とても楽しみです。

体育祭練習スタート!

2025年09月22日

 いよいよ今週から、体育祭の練習が始まりました。今年は暑さ対策として、毎日午前中に約2時間の練習を予定しています。初日の今日は、まず体育祭実行委員代表のMさんから、今年のスローガン「Last Stage!! ~200人の主人公~」について説明がありました。今年度でその歴史に幕を閉じる中町中学校。その最後の体育祭に向けて、「一人ひとりが主人公となり、最高のステージを創り上げよう」と力強い呼びかけがありました。続いて、体育担当のY先生からは、「みんな縁あって、この中町中学校の最後の体育祭を創り上げることになった。リーダーをはじめとする仲間の想いに寄り添い、一丸となって成功させよう!」との熱いメッセージが送られました。 諸注意のあとには「生徒会タイム」として、全校ダンスの練習が行われました。生徒会リーダーたちは、夏休みに積み重ねた練習の成果を活かし、グループごとに分かれた全校生徒へ熱心に指導をしていました。体育祭の目玉の一つであるこの全校ダンス。みんなの力を合わせて、ぜひ成功させましょう!

2年生3中合同校外学習事前打ち合わせ会

2025年09月19日

 9月19日(金)の午後、町内の3中学校の2年生が中町中学校に集まり、11月11日(火)に実施予定の「大阪市内3中合同校外学習」に向けた打ち合わせ会を行いました。
 会の始まりは、中町中学校の生徒代表による堂々とした司会進行。緊張感の中にも、行事を自分たちの手でつくっていこうという前向きな気持ちが感じられました。最初に、八千代中学校長からのあたたかいごあいさつがあり、続いて中町中学校のM先生より、校外学習の目的や今後のスケジュールについて、丁寧な説明がありました。さらに、八千代中学校のF先生からは、タブレットの正しい使い方についての大切な話があり、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
 その後は、27の班に分かれての活動がスタート。初めて顔を合わせるメンバー同士でしたが、自己紹介のあとには自然と笑顔がこぼれ、すぐに打ち解けた様子が見られました。班ごとに目標を考えたり、当日の見学ルートや食事場所について話し合ったりと、どのグループからも活発な意見交換が聞こえてきました。メモをとったり、タブレットを見ながら地図を確認したりと、意欲的に取り組む姿がとても印象的でした。
今回、多可中学校の最高学年となる2年生163名が、他校の仲間と協力しながら一つの行事を作り上げていく中で、互いの考えを尊重し、絆を深めていく貴重な機会となりました。生徒たちの表情からは、「自分たちでつくる行事」への期待と責任感が伝わってきました。
 今後は、班での話し合いをさらに深めながら、全員で協力して班プランを完成させていきます。次回の活動では、各自が考えた「個人プラン」を持ち寄ることになっています。一人ひとりが自分の考えをしっかり準備し、よりよい計画づくりにつなげてほしいと思います

ノーチャイムdays

2025年09月18日

 9月17日(火)・18日(水)の2日間、委員長会を中心として「ノーチャイムDays」の取り組みを実施しました。この取り組みは、以下の3つの目的をもって行われました。
1.時計を意識し、開始3分前着席を心がけること
2.授業と休み時間のメリハリを意識した行動をとること
3.体育祭練習をスムーズに進めるための意識づけを図ること
 チャイムに頼らず、自分で時間を確認して行動するこの2日間。点数化や表彰などは行いませんでしたが、生徒たちは皆、時計を見ながら行動することを意識して取り組んでいました。教室にはいつも以上に落ち着いた空気が流れ、チャイムなしでもスムーズに次の行動へ移る姿が多く見られました。
社会に出れば、チャイムに頼る生活はなくなります。時間を自分で管理し、自律して行動する力は、これからの人生を支える大切な力です。今回の取り組みは、そうした力を育む良い実践の機会となりました。

人権落語ミニ講演会を開催しました

2025年09月17日

昨日、放課後に「学びの広場」の人権学習の一環として、落語家の光屋細鶴(ひかるや・さいかく)さんをお招きし、「人権落語ミニ講演会」を開催しました。「人権は、自ら学ばないと、知らず知らずのうちに人を傷つけてしまうかもしれない——。」そんな言葉から講演会は始まりました。講演では、小咄(こばなし)を枕に、桃太郎を題材にした落語を披露していただき、会場は笑いに包まれました。その後はスライドを使いながら、人権についてわかりやすくお話しいただきました。人権というと、「真剣に考えるもの」「正しく行動するために議論するもの」といった、やや堅いイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし今回の講演会では、肩の力を抜いて落語を楽しみながら、大切なことを学ぶことができました。

生徒朝会

2025年09月16日

 本日の1校時に、生徒朝会を開催しました。はじめに、校長先生より「自分の進路をキャリア形成の視点から考えよう」というテーマで講話がありました。講話の中では、電気分野で活躍している本校の卒業生を紹介しながら、生徒一人ひとりが、「自分の強みを伸ばす」という視点で、自分の将来を見据えて行動することの大切さについてお話がありました。
 続いて、生徒会からの発表があり、副会長のMさんより体育祭に向けての「一人ひとりが主人公」というメッセージとともに、体育祭を成功させるために、①時間をしっかり守ること、②熱中症対策を万全にして臨むこと、の2点が強調されました。その後、各実践部からのお知らせがあり、パーフェクトパーキング大会の表彰、体育祭で使用する得点板のアイデア募集に対するお礼、ハンカチの持参・使用を呼びかける取り組み などが紹介されました。
 最後に、生活指導担当のU先生からのは、①人権感覚を養うことの大切さについて、人権弁論大会を通じて他者の意見に耳を傾けること、また「人権落語」などの活動に積極的に参加し、自分の感性を磨いていこう。②SNSの適切な利用について、2学期は行事が多く、写真を撮る機会も増えている。他人の写真を本人の許可なくSNSに投稿しないよう、マナーとルールを守ろう。という2つの話がありました。
 このように今回の、生徒朝会では、学校生活や行事に向けた前向きなメッセージが多く伝えられました。生徒の皆さんが、より良い学校生活を送れるよう、これからの行動にぜひ生かしていってほしいと思います。

学級弁論大会が始まりました

2025年09月10日

 今日から、各クラスで学級人権弁論大会が始まりました。今年のテーマも、「命」「個性」「言葉の重み」「いじめ」「虐待」「インターネットによる人権侵害」「ハンセン病」「多様な性」「部落差別」「環境問題」「高齢者」「在日外国人」「戦争」「障がい」など、本当にさまざまです。「人権」と聞くと、少し難しく感じるかもしれませんが、実はとても身近で、私たちが毎日を過ごしていく中でとても大切なことです。自分の気持ちや考えを言葉にして、相手に伝えること。そして、話を聞く側が、その気持ちをしっかり受け止めようとすること。どちらも、とても大切です。自分の心と体を大切にするように、まわりの人の心と体も大切にする。そんな思いを込めた一人ひとりの発表には、それぞれの気づきや想いが詰まっていて、自分自身を振り返ったり、新しい考えに出会えたりする、貴重な時間になっています。明日の弁論も、どんな発表が聞けるのか楽しみです。

校内授業研修会

2025年09月09日

今日は、5校時に講師に森ノ宮医療大学教授のA先生をお迎えし、校内授業研修会を行いました。授業はN先生による2年2組の社会科で、関東地方についての学習でした。単元のテーマは、「東京大都市圏への一極集中をどうするか ~総理大臣になって意見書をつくろう~」。今回は、一極集中のメリットとデメリットを、これまでの学習をふまえて整理し、自分の意見をまとめる授業でした。生徒たちは、いつも以上に意欲的に授業に取り組み、付箋を使いながらメリットとデメリットをグループ分けして活発に意見を出し合っていました。次回はいよいよ、まとめた意見書の発表です。どんな考えが飛び出すのか、とても楽しみです。

教育実習生の授業がスタートしました!

2025年09月08日

 現在、本校には、9月1日より2名の教育実習生が来ています。どちらも本校の卒業生で、それぞれ音楽科と美術科を担当しています。そして本日、いよいよ実習生による授業が始まりました。音楽科では「荒城の月」、美術科では「日本の伝統色~自分の名前から色を連想しよう~」をテーマに、それぞれの個性を生かした授業が展開されました。緊張しながらも、生徒にわかりやすく伝えようと一生懸命に取り組む姿に、生徒たちも自然と引き込まれ、教室には活気があふれていました。授業の中では笑顔や驚きの声も見られ、学びの楽しさが感じられる時間となりました。実習生の若々しいエネルギーと情熱が、学校全体に新しい風を吹き込んでいます。この貴重な経験を通して、実習生も生徒も大きく成長してくれることを期待しています。

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