今日は5・6校時に、3年生が昨年に引き続き助産師のF先生をお招きして、「いのちの授業」を行いました。将来、多くの人が誰かとお付き合いをしたり、パートナーと一緒に暮らしたり、結婚したりすることでしょう。そのとき、「性」の問題は切り離せない大切なテーマです。思春期の今は、性に興味が高まる時期でもあります。現代では、インターネット上にたくさんの性に関する情報があります。正しい情報もありますが、間違った情報も多く、そのまま信じてしまうと望まない妊娠など、自分や大切な人を傷つけてしまうこともあります。興味本位の行動が、自分や相手の人生を大きく変えてしまうこともあります。だからこそ、自分の「心」と「体」を守ること、そしてパートナーの「心」と「体」を大切にすることのために、まずは正しい知識を持つことが大切です。授業では、男女それぞれの体の仕組みや妊娠・出産・避妊のメカニズムなど、普段なかなか聞けない内容をわかりやすく教えていただきました。出産の現場で命の誕生を支えておられる助産師ならではの視点から、生命の神秘や出産の大変さ、性行為の重み、そして親になることの責任についても、真摯に語ってくださいました。生徒たちは、命の尊さや性行為の重み、自分自身・他者を大切にする気持ちについて深く考える、貴重な時間になったようです。
多可町立中町中学校































