1月17日(金)、6校時に防災集会を開催しました。
まず最初に、地震を想定した避難訓練を実施し、安全に体育館に避難してきました。
続いて生徒会主催の集会に移りました。
まずは黙祷、続いてコークゼミの皆さんによる防災講話と続きました。
コークゼミ司会のFさんからは25年前の1月17日に多可町での揺れを体験したときのことや前日に講演していただいた方が次の日、震災で家の下敷きになって無くなられたというお話を通して地震の恐ろしさ、備えることの大切さをお話しいただきました。
次に阪神淡路大震災を神戸で実際に体験されたNさんのお話を聞きました。
当時、真っ暗な中で震災に遭い、真っ暗なので手探りで2階から1階へおりたこと、1階のおばさんも命が助かったけど出口が塞がっていて、外におられる方に穴を空けてもらって外へ出られたこと、なかなか安否の電話が繫がらなかったこと、お父さんに多可町から神戸へ来てもらったけど自分が今いる場所がわからず会えなかったことなど不安だった気持ちをお話しいただきました。
それでもまわりの皆さんのおかげで多可町へ帰れたこと、ベッドのまわりにタンスや本棚を置かないことやみんなで助け合うことの大切さをお話しいただきました。
そして自分が助かったのもまわりの皆さんのおかげであり、みんなで助け合うことの大切さもお話しいただきました。
続いて、コークゼミで作成した「よそごとでない、南海トラフ地震」についてIさんからお話をしていただきました。
ここ20~30年以内に地震の起こる確率が70~80%もある南海トラフ地震の恐ろしさとそれに向けての備えについて本当に解りやすくお話しいただきました。
最後にコークゼミ代表のKさんから、多可町ならばどこの家庭にも置いてある防災無線についてお話をいただきました。
防災無線は電池が切れていたらせっかく役に立たない、是非、1~2年に1回は電池の交換をしてほしいこと、電池は単1から単3までのすべての種類が使用できることなど実際に防災無線の中をあけて教えていただきました。
寒い中、1時間に及ぶお話でしたが、生徒たちも真剣にコークゼミの皆さんのお話を最後まで真剣に聴いており、素晴らしい学習の時間となりました。
実際に神戸で震災を体験されたNさんの話!
南海トラフ地震についてのお話!
防災無線についてのお話!
生徒代表によるお礼の言葉!