今日は、5・6校時に全校生が「ふれあい天文学」講座を受けました。講師は、東京にある国立天文台の特任専門員である米谷夏樹先生です。米谷先生は東京生まれの東京育ちですが、祖父母が加古川に住まれていたこともあり、滞在型市民農園であるフロイデン八千代の別荘に長期休業中は、よく遊びに来られていたそうで、当時の写真も見せてもらいました。最初は、太陽クイズにはじまり、100年を超える太陽の長期観測、超高温であるコロナ大気、太陽のフレア(爆発)の影響等、太陽にまつわるお話を聴きました。後半は、「Mitaka」という3D天体シミュレーターを使って、宇宙空間から観た宇宙について、まるで宇宙旅行に行っているかのように紹介してもらいました。太陽系の星、様々な星座に始まり、銀河系、天の川、星雲、ブラックホールのお話とどんどん話題が膨らんでいきました。スケールの大きな話に圧倒されながらも、最後の質問タイムでは「ブラックホールってどうやってできるのか?」「星の数は、全部でどれぐらい?」「一番大きな星、いちばん小さな星の大きさは?」「星はどうやってできるの?」とたくさんの質問が出ました。きっと、宇宙や星に興味を持ってくれたことでしょう。また、自分が研究者になるまでの経緯などを含めて、キャリア教育の視点からも有意義なお話をたくさんしていただくなど、楽しく学びの多い時間を過ごすことができました。