「リフレーミング」と言う言葉をご存じでしょうか?「リフレーミング」とは、物事を違う視点から見ることを意味するコミュニケーション心理学の用語のひとつです。欠点や不安といったネガティブな物事も、考え方の前提を変えることで、長所や期待などポジティブなものとして捉えられるようになります。例えば、「怒りっぽい」は、「感受性が豊か、情熱的」に、「意見が言えない」は、「協調性がある」と言い変えることができます。リフレーミングは、ただ単にポジティブに考えることではなく、相手の立場になって共感するといったアプローチから始まった心理学だそうです。多可町で取り組んでいる「こころの健康教育」では、リフレーミングについても学習しています。また、保健室前の掲示板には、養護教諭が作成した資料で子どもたちに紹介をしています。多可町では、「一日ひと褒め条例」が平成31年に制定されました。一日に一度は人を褒めたり感謝の気持ちを伝えたりして、互いの心を尊重することができる学校でありたいと考えます。