7月29日の午後、町内3中学校の1・2年生の学級委員長と副委員長が中町中学校に集合し、合同正副委員長会を開催しました。議題は多可中学校のルールづくりです。全ての中学校のメンバーが混ざるように5つのグループに分かれました。まず、事前に各中学校の全生徒から集約した提案や要望をもとに、付箋を使ったKJ法で取り入れたいと思うものは「○」、不可能だと思うものは「×」、中間のものを「△」に個人で分類しました。そして、グループで意見交換しながら1枚の模造紙で「○」「△」「×」に分類しました。そして、ワールドカフェという方法によりグループに残ってプレゼンをする人と、他グループに行って意見や考えを聞いてくる人に分かれて情報交換しました。その情報を元にグループの考えを修正しました。全部で5つの生徒案ができあがっています。子どもの権利条約では「子どもの意見を聞くこと」が大切な原則とされています。一方、令和4年12月改定の生徒指導提要でも校則(ルール)の作成や改正については、生徒の意見表明の場を設定し、その根拠を主体的に考えることで、生徒自らルールを守っていく機運の向上が期待されています。今回の合同正副委員長会が、よりよい多可中学校づくりについて積極的に考える機会になったのではないかと感じました。今後は、生徒の意見をもとに教員側でも調整を行い、正式なルール決定に向けて進めていきます。
多可町立八千代中学校





























