教育委員会

多可町いじめ防止基本方針及びいじめ防止対策改善基本計画

多可町いじめ防止基本方針

いじめが社会問題化して以来、学校においては、人権に関わるいじめの問題が深刻な課 題となっています。家庭や地域においても少子化、核家族化、価値観の多様化等とも相ま って、教育的機能が低下しているという指摘もあります。 多可町においては、平成29年9月、「多可町いじめ防止等に関する条例」を制定し、 その前文の中で「いじめは、いじめを受けた子どもの権利を著しく侵害し、その心身 の健全な成長及び人格の形成に深刻な影響を及ぼす行為であり、その生命又は身体に 重大な危険を生じさせるおそれがあるものです。また、近年は、インターネットを介 したいじめが増加するなど、複雑化、多様化するいじめ問題が喫緊の課題となってい ます。このようないじめは、いつでもどこにおいても起こり得ると同時に、どの子ど ももいじめの対象として被害者にも加害者にもなり得ることがあります。いじめを防 止し、次代を担う子どもが健やかに成長し、安心して学ぶことができる環境を実現す ることは、わたしたち全ての町民の役割であり責務です。」と述べ、一人一人の尊厳 を大切にし、相互に尊重し合う社会の実現に向けて、いじめを許さない文化と風土を 社会全体でつくり、町民総がかりでいじめの防止を推進しているところです。 この度、この「多可町いじめ防止基本方針」は、平成29年3月の国の「いじめ防止 等のための基本的な方針」及び「兵庫県いじめ防止基本方針」の改定、さらに「多可町い じめ防止等に関する条例」の制定の趣旨を踏まえ、全ての子どもがいじめの被害者にも、 加害者にもならないよう町民総がかりでいじめに対峙するため、多可町におけるいじめ防 止等(いじめの未然防止、早期発見、早期対応をいう。以下同じ。)の基本的な方針等を 示すものです。 本基本方針に基づき、いじめ問題の克服に向けた施策や活動を総合的かつ効果的に展開 し、「多可町教育大綱」が掲げる「明日の多可町を担うこころ豊かな人づくり」の実現を 推進していきます。

多可町いじめ防止基本方針

多可町いじめ防止対策改善基本計画

多可町いじめ防止等に関する条例

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