～明日の多可町を担う こころ豊かな人づくりに向けて～
多可町教育長 越川昌信
多可町議会12月定例会において再任の同意をいただき、吉田一四町長から１月１日付けで２期目の多可町教育長を拝命しました。改めてその重責に身の引き締まる思いです。
振り返りますと、コロナ禍の中で岸原前教育長からバトンを託され、いのちと人権を守る教育の継承を図りつつ、地域の学校教育の在り方を考える会の議論を尊重し、３中学校統合へと舵を切ってまいりました。
また、小学校については、地域や学校の課題を地域の皆さんと解決していく仕組みであるコミュニティ・スクールをすべての小学校区に拡大しました。現在は、令和８年４月の統合中学校の開校に向けて、統合中学校開校準備委員会を中心に統合に向けた準備を着々と進めています。
私は統合中学校をはじめ、すべての学校が子どもたちにとって通いたい学校、保護者や地域の皆さんにとって通わせたい学校、教職員にとっては働きたい学校となるよう第２次学校規模適正化基本計画に基づき取り組みを進めてまいります。
教育に関する言葉に、「教育は国家百年の大計」「まちづくりは人づくり」など、人材育成の重要さを表現したものがあります。いずれも国や町の将来を担う大きな役割が教育活動にはあることを表しています。多可町の教育理念「明日の多可町を担うこころ豊かな人づくり」の中にもその意味が込められており、引き続きこの理念の実現に努めてまいります。
また、町長の政策である「子育てするならダントツ多可町」実現のためにも、町長部局とも連携を図りながら取り組んでまいります。町民の皆さんにはご理解とご支援を賜るた
め、説明責任を果たしながら進めてまいりますので、変わらぬご支援をお願いし２期目にあたってのご挨拶とさせていただきます。
