介護保険

介護予防・日常生活支援総合事業のご案内

 高齢者が住み慣れた地域で、いつまでも安心して暮らし続けることができるように、地域全体で高齢者を支え、高齢者自身も自らの能力を最大限に活かし、要介護状態にならないように予防することが大切です。
 その取り組みとして、介護保険制度に介護予防・日常生活支援総合事業(以下、「総合事業」という)が、創設されました。

総合事業の概要

 総合事業は、高齢者の介護予防と日常生活の自立を支援することを目的として、要支援1・2の方を対象に行っていた訪問介護と通所介護を、介護予防事業と合わせて見直したものです。
 『介護予防・生活支援サービス事業』と『一般介護予防事業』で構成されます。
 総合事業の開始に伴い、これまでよりサービスの選択肢が広がり、利用の目的やお身体の状況により、一人ひとりの状態に応じたサービスが利用できます。

介護予防・生活支援サービス事業

 これまで要支援1・2の方に対して、全国一律の基準により実施されていた、「介護予防訪問介護」と「介護予防通所介護」を移行し、町の事業として実施します。
これまでのサービス内容をそのまま踏襲した「現行相当サービス」に加え、多可町独自の「基準緩和型サービス」を設定し、今後「住民主体型サービス」を創設しながら、利用者の状態にあったサービスを提供します。

《事業対象者》

平成29年4月以降に、新規・区分変更・更新により要支援認定を受けた方、
または、基本チェックリストにより事業対象者と判断された65歳以上の方

※「基本チェックリスト」は全25項目について「はい」「いいえ」で答えていただく質問票です。
    運動・口腔・栄養・物忘れ・うつ症状・閉じこもり等介護の原因になりやすい生活機能ついて確認します。

【訪問型サービス】
名称 内容 対象者
現行相当サービス 訪問介護員による身体介護、生活援助を
行います。
要支援者及び事業対象者で、
身体介護が必要な方
基準緩和訪問型サービス
(訪問型サービスA1)
 訪問介護員による家事支援等の日常生活支援(調理・掃除・買い物等)を行います。(身体的、認知面に支障のない方) 要支援者及び事業対象者
基準緩和訪問型サービス
(訪問型サービスA2)
一定の研修修了者による家事支援等の日常生活支援(調理・掃除・買い物等)を行います。 要支援者及び事業対象者

【通所型サービス】
名称 内容 対象者
現行相当サービス 通所介護施設で、日常生活上の援助を
行います。
要支援者及び事業対象者で、
身体介護が必要な方

【介護予防ケアマネジメント】
 心身や日常生活の状況に応じ、自立した生活を送ることができるよう、どのようなサービスを、どのくらい利用するのかを相談しながら、ケアプランを作成します。

一般介護予防事業

 65歳以上のすべての高齢者が利用できるサービスです。
 介護予防などについて学ぶ講座の開催や、自宅の近くで介護予防ができるように、週1回程度の通いの場ができるような地域づくりを進めます。

資料 [PDF]

【資料について】

1. 元気アップ広場の立ち上げ

2. いきいき元気塾

3. リフレッシュ教室

●さあはじめよう!いきいき百歳体操

準備体操/筋力体操 [PDF] 

筋力体操/整理体操 [PDF]

住所地特例対象者に対する総合事業の実施

総合事業を実施している市町村に居住する住所地特例対象者は、居住先で総合事業のサービスを受けることができます。

利用方法

 日常生活で困ったことがあったときは、各地域包括支援センターにご相談ください。
 心身や日常生活の状況を確認し、その状況によって、訪問型サービスや通所型サービスを利用したり、地域のいきいき百歳体操に参加することができます。

地域包括支援センター

問合せ先

福祉課 ☎:0795(32)5120
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