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【 たか歩き/012 】ネイチャーパークかさがた~笠形山山道手前の紅葉(12月24日)

地域おこし協力隊がカメラ片手に多可町を歩き、その様子をリポします

お蔵からピックアップ


 
 こんにちは。たかおこし隊の黒川です。

 このたび、トロント・ラプターズと契約しました。

 ぼくではなく、渡邊雄太選手です!

 本日の記事テーマは「紅葉と動画」ですが、広葉樹や林、山だけじゃない! 遠くの大陸も熱く燃えている!というわけで……だなんて強引ですね。

 バスケットボールのひとくだり、記事の最後に置くので、ご関心ある方はお読みください。

 


ネイチャーパーク~笠形山手前の紅葉

 


 閑話休題。今日は紅葉の動画をご紹介します。

 今頃……紅葉?少し迷いました。

 紅葉の時期、ネイチャーパーク~笠形山手前の紅葉を動画撮影したのですが、ありがたいことに取材が続き、お蔵入り寸前でした。

 ただ、映像を見返したところ空の色や陽射し、なによりも紅葉が美しかった。せっかく見られた景色なので、2020年の間に編集することにしました。


<公開動画>



 

動画撮影と編集


 ご自分で動画制作をされてる方には釈迦に説法ですが、1本の動画を作るには撮影と編集が必要です。

 まず、動画撮影で気にするのは……

 光源:太陽や照明の位置・角度
 画角:画面の中に写る景色のサイズ
 構図:画面に写る人・風景の位置とバランス
 距離:映像の中心にしたい主題(モチーフ)とカメラマンとの距離。
 高低:地べたから三脚の上まで、カメラをどのくらいの高さに置くか
                            などなど
 
 ほかにも、映像がどれくらいの深さで写るか(焦点距離)やレンズの種類、シャッタスピード、露出なども考慮しますが、ここまではスチール(写真)と同じです。

 動画には、さらにワンカットの長さ(録画時間)、カメラを振るかどうか(左右:パン、上下:チルト)、音を撮るか(もしくは、あとで入れるか)、被写体や出来事の流れを追いかけるか(あるいは、立ち止まって撮影するか)など、独自の要素・操作があります。

 すべて「なにを、どのように、なんのために映すか」をコンセプトに決めるのですが、たとえばカメラワーク ―― 「パン(左右の動き)」「チルト(上下の動き)」、これってどのように使い分けるのでしょう……?

 ベテランにみっちり教わりたいですね。


 

チルト&パンの判断基準


 ただ、なかなかベテランに教えを請える機会がなく、現在、ぼくは2つを基準にチルトやパンを決めています。

 1.カメラを動かす方向に、撮りたい被写体・風景があり、ワンカットで押さえたいとき
 2.建物や風景、モチーフの向きや存在感を際立たせたいとき

 1は書いた通り。横長の車や絵巻物、ひろい空間などがこれにあたります。

 2は、たとえば美術館の撮影。美術館の屋根から地面まで印象的な建築だったとしたら、空~入口までを上下(チルト)のカメラワークで撮るような感じです。湖畔から山並が映像の中心になるなら、左右に動かします(パン)。
 どちらにしても、つぎのカット(映像)につながるところで終えるが重要。美術館なら、映像にしたとき、建物のカットを冒頭に置き~内部や作品の紹介に進むのがセオリーなので、映像も空・屋根から始め、チルトダウンして最後は入口でピタリ。
 反対に地面から空に向かうと……不思議ですね。まるで人間が昇天するかのような印象になります。縁起でもありません(笑)

 こういったカメラワークにはカメラマンごとにセオリー・哲学があり、臨機応変に使い分けられるのが理想。ぼくもまだまだこれからです。
 
 最近、もうひとつ壁を感じているのが、近景・中景・遠景の使い分け。
 近距離で写したいものと、遠くを大きく収めたいものは、明らかに異なるので、この2つは用途がなんとなくわかります。

 ただ、問題は中景です。おそらく、上手なひとほど中景のあしらいにバラエティがあり、画角も豊かで ―― と、マニアックな話が長くなりそうなので、またの機会にします。

 年明けの数ヶ月は動画の強化予定。個人的に研究し、セミナーも受けます。よりよい撮影・編集のためのコツがわかったら、たか歩きにも随時報告するので、待っていてください。


 

渡邉雄太、ラプターズに加入

 さて、くだんの渡邉雄太選手。

 契約したラプターズはアメリカ……いや、世界最高峰のバスケットボールリーグ・NBAのチームです。カナダ・トロントを本拠地に、リーグ上位のチーム力を誇ります。

 そもそもNBA全体の競争が激しく、かつ契約人数も制限あり。才能がある少年は代理人的な大人に早々とスカウトされ、中学、高校、そして大学 ―― 能力と成績に応じ、奨学金の額と待遇がガラりと変わるハイプレッシャー/ハイパーリターンな世界は、ドキュメンタリー映画の傑作『フープ・ドリームス』に鮮鋭です。
 簡潔にいえば、コートに立てるのは数千、数万分の1のチャンスをモノにしたスーパーエリートだけ。筋骨隆々、200mを見下ろすほどのフェノメノ(怪物)たちが乱舞し、バスケットリングを引きずり倒すほどのパワーを見せつけます。

 そんな、れっきとした実力社会で、仲間を立て、和を成し、粘り強いディフェンスと優れたバスケットIQで勝負するのが渡邉雄太選手です。
 日本人で2人目のNBA選手として表舞台に上がり、しかし、昨シーズンの終わりには所属チームとの契約が終了。来シーズンもNBAに残れるかどうかの瀬戸際でした。

 それがまさか、王座に近いともいわれるラプターズにハンコを押させるとは……!

 契約内容は2ウェイ。NBAと下位リーグ・Gリーグを行き来しますが、渡邉選手のスタイルはチームのや監督の理想にフィットするという見立ても多く、来シーズンの活躍が期待されます。

 このごろ、ぼくは仕事にかまけ、ジョギングや筋トレをさぼりがち……職場の麗しき先輩方と出かけた山登りでも、あっけなく後塵を拝しました。上がるのは体重計のメーターばかり!
 このままじゃダメだと自覚を新たに、渡邉選手の勇士を眺め、運動のモチベーションを高めたいと思います。


 


 
(2020・12・24)

連載【 たか歩き 】

▼「たか歩き」バックナンバー
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取材・撮影・執筆:黒川直樹(多可町地域おこし協力隊(たかおこし隊) )