
大型連休も終わりですね。
皆さま、いかがお過ごしでしょう。
ぼくは多可町ラッピングバスプロジェクトのデザインをやったり、たかおこ誌3号の製作をすすめたり、忙しくもやりがいのある毎日。
思いがけないチャンスや出会いに恵まれるなど、季節の変わり目に迎えられたような心地です。ありがたや。
▼KIJITSUNAGARI -きじつながり
さて、今日はひとつ、播州織のお店をご紹介します 。
とあるお店とは「KIJITSUNAGARI -きじつながり」(多可町八千代区)さん。
播州織の織物工場・デザイン会社・ネットショップ・美容室を運営
コンドウファクトリーの織物は、産地でも希少なジャカード織。良
そんな生地と播州織製品を販売するのが、本日ご紹介する「KIJ
ぼくは現在、こちらで開催されるソーイング教室に通っています。

教室を主催するのは近藤喜代美さん。良樹さん、誠さんのお母様で
「もともと裁縫は苦手でした(笑)」と言われますが、謙遜でしょ
ぼくはわからないことを喜代美さんに教わりながら、制作を進めて
喜代美さんによると2016年の店舗オープン時、開催されていた


ソーイング教室はここ数年、生徒さんのスキルアップなどもあり、実際に着ら
さらに、この流れを加速させたのが、昨年6月頃から加わった先生
子供服を中心にしたブランド「絲結(いとむすび)」のオーナーで
喜美代先生と茉菜先生に、少しお話を伺いました。
▼インタビュー
杉本さん ―― 服のサンプルを作ってたいた時期、良樹さんが「その作り方、教室
いままで人に教えたことなんてなかったんですけど、みなさんが快
喜代美さん ―― 教室を始めた当初は、みんなミシンにしてもまっすぐ縫えなかった
杉本さん ―― もともと自分で作れる生徒さんばっかりやったんです! 私としては、自分の服作りの仕方しか知らなかったんですが、教室
喜代美さん ―― いまはコロナ禍で遠方の生徒さんが来られないんですが、多可町の皆で集まりながら、わいわい楽しくやっています。これからも続けていきたいですね。
▼初めてのソーイング
多可町に初めて来たとき、「播州織をもっと知りたい」と思いました。工場取材や職人インタビューはもとより、自分でも使ったり、身に付けたりしたかったんです。そもそも、こういった思いがなければ多可町の協力隊に志願しなかったかもしれません。
2021年10月下旬、引越しの片付けも終わらないタイミングにも関わらず、いそいそと出かけたのがKIJITUNAGARIさん。多可町で初めての店舗訪問でした。そのとき、ソーイング教室について具体的に教わり、たしか翌週の土曜 ―― 集まりに参加。
生徒の皆さんが快く迎えてくださって、ありがたかったです。生地選びもすぐに終わりました。一目で気に入ったものがあって、先生に教わりながら作り始めたのが、このパンツです。
喜代美先生、茉菜先生の教え通りに型紙を作り、ミシンをかけていったら出来上がりました。約5ヶ月。長かったような、短かったような……
ベテランの先輩方も上手かつ仕事が早い方ばかりで、大いに励まされました。仕上がったパンツはサンダルとTシャツでこの初夏、穿きたいと思います。
次はシャツ! 難しいらしいです(笑)楽しい時間はこれからも続きます。
(2021年5月8日)