こんにちは。たかおこし隊の黒川です。
2021年5月26日、多可町加美区のラベンダーパークを撮影。その写真を多可町公式InstagramがUPしてくれました。
ありがとうございます!
フレンチラベンダーが花盛り
ぼくが撮影していると、あるご家族から「ラベンダーパークは初めて来ましたけど、すごくいいところですねー」と、お声がけが。
「まだまだ、満開じゃないんですよね? 『もう一度来よう』って、みんなで話してたんですよ」
県外から来られたというご家族。再訪を検討されるなんて、よっぽど気に入られたのですね。
園内は広いアーチ型の敷地が広がり、頂上からさらに森を歩くことができて、心と健康に薬効あり(経験則)。ぼくも大好きなスポットです。
そんなラベンダーパークは現在、敷地面積の1/3がフレンチラベンダー(ストエカスラベンダー)でいっぱい。見ごろは終盤を迎えていて、スタッフさんによると「雨にもよるけれど、あと1週間くらい」とのこと。
この日、最盛期を迎えていたフレンチラベンダーはお客さんによって、「うさぎに似てる」とか「エビの尻尾みたい」とか、感想がいろいろあるそうです。形がユニーク~
フレンチラベンダーの赤い新種「レアルマドリード」も咲いています。「園内に6株しかないレアもの」らしいですよ。ぜひ探してみてください! パークの中段、いちばん左。大岩の左下に列があります。
こちら、白いラベンダーは希少株。フレンチラベンダーエリアの左端に、丸い囲いで育てられています。こちらは、もう最終盤。見に行かれるなら「次の晴れのときがおすすめです!」とスタッフさん。
ちなみに多可町公式Instagramが投稿してくれた、1枚目の写真は「キャットミント」。香りが強いミントで、炭酸に入れて飲むと美味しそうでした。
「今月かぁ……忙しくて行けない……」という方、ラベンダーパーク全体の満開はこれからなので、ご安心を。
フレンチのつぎに見ごろを迎えるのがイングリッシュラベンダー。こちらは繊細で育てにくく、株も小さめ。いまは蕾の状態です。
イングリッシュは昨年の長梅雨によってダメージを受け、スタッフさんも「今年の発育・開花が不安です。それでなくても、ふだんから育ちを見て植え替えたり、コンクリートで囲ったりと難しい品種なので……」とこぼされていました。こちらは6月上旬~6月中頃が花盛り。たくさん咲いてくれるといいですね。
敷地の60%以上を占めるラバンディンラベンダーは6月下旬~7月中旬にピークを迎えます。
どちらの品種も気温や梅雨の状態で開花時期・ピークは変化するそうです。当日の状況を詳しく知りたい方はお電話、もしくは公式Instagramをご覧ください。日々変化する園内の様子、ラベンダーの成長ぶりをリアルタイムで発信されています。動画も楽しい。
TEL:0795-36-1616
Instagram:https://www.instagram.com/lavenderparktaka/
パーク内には喫茶店や定食屋、お土産店も併設。運が良ければルームスプレーや芳香剤作りの体験も? 6月下旬まで入園料金がディスカウントされます。
ささゆりが咲いた
最後はささゆりの写真です。
レストランやホテル、結婚式場などを有する多可町の施設・エーデルささゆりの敷地にある花が咲きました。
多可町の町花でもある、この花※。
※町花:多可町は「ささゆり」と「のぎく」、「春蘭」の計3種を町花とします。
昔は「そこいらじゅうに(関係者談)」咲いていたそうですが、乱獲や盗難によって数が激減。悲しいかな、希少化してしまったというささゆりですが、エーデルささゆりの敷地に凛と咲いていました。
これから梅雨が本格化。
雨量や気温によっては花の生育にも悪影響が出るのでしょうけれど、エーデルささゆりの垣根の中には、ささゆりの蕾がいくつも膨らんでいました。
しばらくは開花が楽しめそうです。
(2021年5月27日)