こんにちは。たかおこし隊の黒川です。
多可町に来て、杉原紙の里に行くたび、チョロチョロ……ときにはカラッカラに渇いた杉原川が気になっていました。2020年は水が少なかったそうですね。
そんな杉原川で2021年1月25日、「楮(こうぞ)の川さらしをするよ」と連絡をいただき、それはそれはと杉原紙研究所へ ――
水かさが戻った杉原川の川辺に、多可町広報担当者、たかテレビキャメラマン、それとぼくがスリーマンセルを組み(笑)川さらしの様子を撮影しました。
雁皮(がんぴ)、みつまたなど、和紙の原材料はいくつかありますが、杉原紙は楮を用います。
楮の皮を下処理し、川にさらすこと一昼夜。
冷水や陽射し、雪などの作用によって白さが増すのだとか。
多可町でも気温が低い加美町で、真冬、冷たい水に楮をさらす過酷な仕込みは、町の風物詩。
多可町のInstagramにも当日の様子がレポートされています。
<多可町公式Instagram>
https://www.instagram.com/p/CKfTp0NFHTY/?utm_source=ig_web_copy_link
(2021年1月28日)