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【たか歩き/028】多可町の子どもたち 第1回「森のようちえん こころね」(2021年3月12日)

地域おこし協力隊がカメラ片手に多可町を歩き、その様子をリポします

創造のオンパレード



こんにちは。切り干し大根です。ではなく、たかおこし隊の黒川直樹です。

あらゆる食材のなかで、切り干し大根に親近感 ―― というか、憧れめいた感情があります。水を含めば蘇り、噛み締めるとほんのり甘い。そんな人間でいたいなぁと。
日に日に涙もろくなるのに、感覚は渇くばかり。皮肉っぽい体質変化が催させる憧憬かもしれません。

かたや、子どもの存在です。
たかが横断歩道を渡るだけなのに、飛び跳ねずにいられないパッション&エネルギー。1年間で体重が倍になる子もいるみたいですね。
運動量も恐ろしいと聞きます。同僚に言わせると「親が落ち着けるのは、子どもがぐっすり寝てる間だけ」。つまり起きてるときは動き続けている……? 
驚異的な活動量!

サッカー日本代表の中盤に欲しい。
足元の技術がなくとも、果てまで追いかけるプレースタイルは「対峙していて嫌なもの」だとか。言われてみれば、大きな大会で勝ち上がるチームには、そんな無尽蔵スタミナ系の選手が1人はいます。

なんの話かというと、多可町の子どもたちに会いに行ったんです。


 

多可町の子どもたち


幸いなことに、この4ヶ月。若者から人生の大先輩まで、たくさんの出会いがありました。でも、子ども世代がごっそり抜けている。

というわけで、わんぱく盛りの子どもたちを訪問。今回は多可町の森や川、公園など野外の環境をホームグラウンドとする「森のようちえん こころね」さんに、取材をお願いしました。

 

▼動画

多可町の子どもたち 第1回「森のようちえん こころね」
※園児の顔出しに許可を得ています。


「森のようちえん こころね」は兵庫県・多可町の認可外保育施設です。

この日は町内の公園に集合。8人の園児(1人欠席)が朝から夕方前まで、文字通り「所狭し」と駆け回っていました。

子どもって、食べている以外は動いてますね。なんなら、動きながら食べようとするくらいの勢い(笑)感動的なエネルギーでした。

さらに強烈だったのが創造性。子どもたちは途切れることなく動き続けるので、物理的に人やモノ・コトとの距離が変化するんだなと、初めて間近で感じました。
遊びにしても、ほぼ即興じゃないですか? 場所や仕組み、役割がころころと替わるのに、パッションや好奇心を源に突き進み、瞬く間に対応するんですね。柔軟というか、楽しさに貪欲……獰猛(笑)
会話や関係性、遊びのルールを変化させ、変わってすぐに対応しながら、また新しい出来事を作り出すなんて、まさに創造の真髄だなーと。
もとい、干涸び大根の仕事は、すぐにルーティン化・硬直化しがち。大いなる刺激を受けました。

きっと園や施設によって、子どもたちの雰囲気は違うんでしょうね。この企画、シリーズ化したいです。


 

先輩として隣り合う


そういえば、「森のようちえん こころね」は、子どもたちが先生を「●●ちゃん」と呼んでいました。

理由を代表の畑田佳那さんに伺うと、「私たちは子どもに教えるより、一緒になにかをする相手でいたい。先輩みたいな感じですね。だから先生ではなく、ちゃんづけで呼んでもらっています」と教えてくれました。

同じ目線の大人と触れ合いながら、多可町の自然で目一杯遊ぶ日々を、子どもたちは大人になって、どう振り返るんでしょう……?

渇いた体を癒したり、噛み締め甲斐があったりする記憶になるんじゃないかなあ。



 

(2021年3月12日)
 


 

森のようちえん こころね

679-1103 兵庫県多可郡多可町中区 牧野817-41
kokorone_taka@yahoo.co.jp
0795-20-2196
HP:https://kokorone2014.jimdofree.com/
Instagram:https://www.instagram.com/kokorone_taka/?hl=ja

連載【 たか歩き 】

▼「たか歩き」バックナンバー
https://www.town.taka.lg.jp/aruki/
多可町地域おこし協力隊・黒川直樹が取材記事や製作・SNS関連のノウハウ、多可町暮らしのあれこれを発信しています。
散策的なエッセイを目指していたのですが、近ごろは走行距離が増加。思いがけない長距離走に酸欠状態が続き、足腰がふらつくので、迷走が近いかもしれません。
取材・撮影・執筆:黒川直樹(多可町地域おこし協力隊(たかおこし隊) )

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【たかおこ誌.01創刊号を発行! WEB版もあります(2020年12月28日)
【たかおこ誌.02】第2号を発行! WEB版もあります(2021年3月1日)