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【 たか歩き/066 】電動ろくろの陶芸体験と石の博物館探索(2022年1月16日)

地域おこし協力隊がカメラ片手に多可町を歩き、その様子をリポします

カイピアイネンみたいにできるかな?



こんばんは。たかおこし隊の黒川です。

兵庫県立陶芸美術館で開催された「ザ・フィンランドデザイン展」の興奮冷めやらぬタイミングで、「陶芸の先生がいるよ? 黒ちゃん、やってみる?」とお声かけをいただき、
ブルーメンやまと(※)にお邪魔しました。

見学だけのつもりが、
陶芸体験に ――


ご紹介くださったブルーメンやまとの皆さま、ご指導くださったKさん、ありがとうございました。

※ブルーメンやまと:多可町八千代区大和にある滞在型市民農園


 

陶芸体験

昔々、手びねりで器を作ったことはあるのですが、電動ろくろを使った皿作りに初挑戦。

 



下準備である土こね作業(菊練り)や、こねた土をろくろの真ん中に置くだけでも至難の業なんですね……思い知りました。ぜんぜん上手くいきません。


さらなる難関が次の工程、土の「芯」作り。


 



ろくろに置いた土を両手で包み、筒状にしてから頂点を尖らせる(芯を作る)んです。


 


 


 



教えてくださったKさんは「土を両手で包んで、しばらくそのままにして。すぼめながら上に移動させたら、左右の親指の付け根を合わせ、ぐーっと前方に押し出す。ほら、こんな感じ」と、まるで一筆書きのような手つき。一切の滞りがありません。

 

いやぁ、やってみるまえから分かってましたが、素人には無理!

ぼくがろくろに立てた土は……なんだか海の底で踊る海藻のように、台の回転に沿ってうねうね踊ります。中心点がずれてるから、こうなるんですね。

皿の形を整えるには、まずろくろに立てた土の頂点に左右の親指を差し込み、ぎゅーと押し込むことで窪みにします。
でも、この時すこしでも力を入れすぎるとデコぼこになるし、左右均等に力を入れてるつもりなのに、ネジくれてしまうし……陶芸の奥深さというか深淵を覗くと同時に、自分の不器用さで目の前が真っ暗に(笑)

それでも、Kさんが一つひとつの工程を手伝ってくださったので、アカルい未来が拓け、3枚の皿が完成。



 


 



1週間の乾燥を経て、素焼きに入れるそうです!
素焼きをして、絵付けをして仕上げ用の釉薬をかけて本焼き、それで完成……かな?


 


そんな陶芸体験、したい方はいますか?
ご連絡ください!




 

石の博物館


今日はもう1つ、こちらをご紹介。

「石の博物館 松内ミネラルコレクション」
(兵庫県多可町中区中村町260)

多可町役場から徒歩で約3分の距離……博物館?
そんな建物、ありましたっけ?

ぼくはつい最近まで、その存在を知りませんでした。

町中の展示施設なら、きっと小じんまりしたスペースで、見られる石は数十点なんだろうなーなんて、見くびっていました、申し訳ありませんでした。

いざ踏み入ると、所せましとはこのことか……! 棚から溢れ出た大小無数の鉱物・資料が床に、壁際に置かれ、ひしめきあっています。

展示数、なんと3万点以上!

バックヤードにはその10倍以上の資料が保管されているそうで、「石の博物館としては県下最大規模」とは、おみそれしました。


 



この日、館内を案内してくださったのは館長・松内さん。

「鉱物の名前の付け方は『混ぜご飯』をイメージすると分かりやすいんです。人参、ごぼう、しいたけを入れたら『人参・ごぼう・しいたけご飯』ですよね。でも、それじゃ名前が長いから、数がすくない具材を残します。たとえば『人参2本・ごぼう3本・しいたけ10個だったら、『人参ご飯』」

なぜ……?と尋ねると「基本的に、含有量が少ない方が希少な物質だから」と松内さん。

なるほどー

他にも鉱物の歴史や採取地、判別方法、科学・学術の面白話、資料にまつわるエピソードトークなどなど、詳しく伺いながら展示物を眺めていたら、え? うそでしょ? もう3時間??

鉱物はタイムマシンですね!
お昼だった時間が夕方になってました。

なお、この圧倒的な展示場は「あえて」、「7つの間違い」を仕掛けているそうです。

石の知識に自信があるかた、間違い探しにチャレンジを!

翡翠について面白い話しを聞いたので、動画を作りましたー

▼石の博物館 動画


※休館日は「日曜日・祝日・水曜日」および「年末年始休館(12/28~1/8)」ですが、営業日が休館の場合も。事前の電話確認がおすすめです。


博物館を教えてくださったWさん、ご案内くださった松内館長、ありがとうございました。


(2022年1月16日)

連載【 たか歩き 】

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多可町地域おこし協力隊・黒川直樹が取材記事や製作・SNS関連のノウハウ、多可町暮らしのあれこれを発信しています。
散策的なエッセイを目指していたのですが、近ごろは走行距離が増加。思いがけない長距離走に酸欠状態が続き、足腰がふらつくので、迷走が近いかもしれません。
取材・撮影・執筆:黒川直樹(多可町地域おこし協力隊(たかおこし隊) )

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